永瀬正敏、17年越しの約束果たした「ファンシー」公開に感慨「皆で育てて」
2020年2月8日 12:20

[映画.com ニュース] 俳優の永瀬正敏が主演の映画「ファンシー」の公開記念舞台挨拶が2月8日、東京・テアトル新宿で行われた。永瀬は共演の窪田正孝、小西桜子、本作が商業映画デビューとなる廣田正興監督とともに登壇。「こういう映画は皆さんのお力が必要。ぜひ育てていただいて、監督が2作目以降を撮れるように応援してください」と訴えた。
永瀬が主演のドラマ「私立探偵濱マイク」シリーズで、メイキングを担当していたのが廣田監督。出会った頃に山本直樹氏の原作漫画を読んだそうで、「映画にする際は出てくださいと言われ、軽くいいよと言ってしまったが、17年くらいたって約束が守れて良かった」と安どの笑みを浮かべた。
廣田監督も、「僕が歩んできた道で出会った人がすべて関わっています。窪田さんや小西さんという新たな出会いもあって、自分の見たい映画が撮れたと思っています」と感慨深げ。永瀬は、「あきらめなかったのがすごい、素晴らしい。ブレないのはさすが」と称えた。
元入れ墨の彫師の郵便局員、若き詩人とそのファンの少女の奇妙な三角関係を描く。窪田は、原作ではペンギンという設定だが「特殊メイクかと思ったけれど、そのままでいいということだったので」と苦笑。再び永瀬が、「最初のカットからしっかりしたキャラクター像があって、ペンギンにしか見えなかった。人類を超えていますから。鳥類を演じられるのは世界で2、3人しかいない」とジョーク交じりに絶賛した。
小西にとっては女優デビュー作となり、「すごい人ばかりで緊張しましたが、思い出のある映画なので公開を迎えられてうれしい」とほほ笑んだ。「初恋」でも共演した窪田は、「まっすぐさは誰にも負けない。聡明な光のような視線を受け止めたら時、ダメだ俺、汚れていると思った」と苦笑交じりに振り返った。
そして、永瀬も「窪田監督と小西さん、2人の一生に一度の場に立ち会えたことが光栄」と改めて強調。廣田監督も、「また映画が撮れるように精進します。僕を応援して」と自己アピールも忘れなかった。
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