貞本義行×古沢良太「GREAT PRETENDER」小林千晃＆諏訪部順一ら出演で7月放送

(C)WIT STUDIO/Great Pretenders

［映画.com ニュース］　「ALWAYS 三丁目の夕日」「コンフィデンスマンJP」で知られる脚本家・古沢良太がテレビアニメの脚本に初挑戦し、「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行がキャラクターデザインを務めるオリジナルテレビアニメ「GREAT PRETENDER」が7月から放送されることが決まり、メインキャスト、ティザービジュアル、PVが公開された。

「鬼灯の冷徹」「91Days」の鏑木ひろが監督、「甲鉄城のカバネリ」「進撃の巨人」を手がけたWIT STUDIOがアニメーション制作を担当する本作は、世界を股にかけた壮大なコンゲーム（信用詐欺）が展開されるクライムエンタテインメント。自称・日本一の天才詐欺師の枝村真人が、マフィアさえも手玉にとるコンフィデンスマンのローラン・ティエリーにだまされたことをきっかけに、桁違いのコンゲームに巻き込まれていく。

キャストは、枝村役を小林千晃、ローラン役を諏訪部順一が演じるほか、抜群の運動能力をもつコンフィデンスウーマン、アビゲイル・ジョーンズ役を藤原夏海、ローランを追っている美人FBI捜査官のポーラ・ディキンス役を園崎未恵が担当。小林は、「毎回台本を渡されるたびにキャスト陣も感嘆の声を上げてしまう、緻密に練り込まれたシナリオは、老若男女問わず楽しめること間違いなしです。アニメ史に残る伏線回収を是非堪能していただきたいです！」と自信をのぞかせ、諏訪部も「とにかく見てのお楽しみ！　ということで。その価値のある作品であることは間違いないと思います！　大切なことなのでもう一回言っておきます。見る価値ありの作品です！」と太鼓判を押している。

また藤原は、「キャラクターたちが物語の中でだましだまされていく中で、同時に演者である私たちもいい意味でだまされた気分になる瞬間が所々に散りばめられているので、見てくださる皆様にも、良い意味でだまされた瞬間を楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけ、園崎は「次々展開される物語は、まるで映画を見ているよう！」とコメントを寄せている。

ティザービジュアルは、宙に吊り下げられ恐怖の表情を浮かべる様子など、さまざまな表情の枝村が配されている。ティザーPVは、世界各国で活動するコンフィデンスマンたちの姿を、アクションシーンを交えてスリリングに映し出す。

「GREAT PRETENDER」は、フジテレビ系「＋Ultra」、BSフジほかで7月から放送開始。Netflix での全世界独占配信（日本先行）も決まっている。