高橋一生、きたろうと渡辺えりから蒼井優との結婚を勧められていた
2020年1月24日 20:30
「百万円と苦虫女」のタナダ監督が2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載した同名小説を、自ら映画化した本作。美人で気立てのいい園子(蒼井)にひと目惚れして結婚した哲雄(高橋)は、ラブドール職人としてドールを作っていることを妻にずっと隠し続けていたがやがて二人はすれ違うようになる……。
満員となった客席を見渡した高橋が「撮影からまるまる一年が経ちました。この日が来るのを楽しみにしていました」とあいさつすると、蒼井も「映画が公開されてとてもうれしいです」と晴れやかな表情。また、小説発表から12年の歳月を経て、いよいよ映画の初日を迎えたことに「感慨深いですね。12年前は自分で映画にするとは思っていなかったので」としみじみ切り出したタナダ監督は、「当時と違って、今はラブドールが美しい造形物として認知されるようになりました。小説は一番はじめに蒼井さんが読んでくれたんですけど、当時、彼女は20代だったからオファーできないなと思っていたけど、今は(30代になり)ちょうどいい塩梅になってくれた。そして(主人公の)哲雄は誰よと思っていたけど、高橋さんがいい塩梅に30代になってくれて。今だから映画はできたんだろうなと思います」と付け加えた。
そんな中、高橋が「えりさんもきたろうさんも、舞台袖でずっと大きな声で喋っていらっしゃるので、ステージに出るタイミングが全然分からなかった」と笑うほどに、この日は、きたろう、渡辺という二人のベテランが登壇者たちの話にところどころで茶々を入れ続けた。その流れで渡辺が「高橋さんが『本当に結婚したくてしょうがない』と現場で言ってて。わたしが『蒼井優ちゃん、独身だからいいんじゃない。アタックすれば』と言ったら、『意識するから嫌だ』なんて言っていて。そうしたら、(蒼井が)結婚しちゃったから残念でしたねっていう話ですよね」とのリップサービスで、会場は大笑い。
すかさず、きたろうが「その話はするなって言っただろう」と渡辺に注意すると、「あれ、駄目なの?」と涼しい顔の渡辺。それを聞いた高橋が「僕だけ槍玉に挙げられて、すごく大損じゃないですか。それにそんなに結婚したいなんて言っていないですよ」とボヤいてみせると、さらに「本当に裏で二人が、やけに蒼井さんを薦めてくるんですよ。『今、ここで言った方がいいんじゃないの』とか言って。『うるさいな、ほっといてくれよ』と思いましたよ」と付け加え、会場は爆笑の渦に包まれた。
そして最後に蒼井が「こんなにも笑った舞台あいさつは初めてでした。お二方、ありがとうございます。皆さんが温かい空気で見守ってくれたからです。引き続き、温かい空気で見守っていただけたら」と会場に語りかけると、高橋も「僕は1回見ただけでも、何か心に残るものがあればと思って、いつもお芝居をさせていただいてます。最近、僕は土鍋でご飯を炊くのにハマっていて。蒼井さんにもだから結婚できないんだと言われそうですが、ご飯をあったかいうちに食べて欲しいなという気持ちがございます。何の話か分からなくなってしまいましたが、(公開から間がないうちに)皆さんに見ていただいて、何か残ることを僕は願っています」とユニークな表現で、観客に映画をアピールした。
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