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永野芽郁、映画単独初主演・坂口健太郎の座長ぶりに最敬礼

2020年1月16日 21:44

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座長ぶりに最敬礼
座長ぶりに最敬礼

[映画.com ニュース] 映画「仮面病棟」映画化記念スペシャルイベントが1月16日、都内で行われ、坂口健太郎永野芽郁、原作者であり脚本も担当した現役医師作家・知念実希人、謎解き作家の松丸亮吾が出席した。

本作は、知念氏のベストセラーミステリーを「屍人荘の殺人」などの木村ひさし監督が映画化。満床の入院患者を抱える田所病院に、一夜限りの当直医としてやってきた若き外科医・速水(坂口)が、ピエロの仮面をつけた凶悪犯に病院を占拠されたことから起こる騒動を描いた。

緻密に伏線が張られた原作、そして脚本を読んだ坂口は「スピード感や臨場感があり、あっという間でした」と感想を述べるが、だからこそ「どこまで生身の人間が表現できるのだろうかという不安はありました」と心情を吐露。それでも作品の面白さと、永野との共演は坂口にとっては魅力的だったようで「ぜひやりたいと思いました」と語っていた。

一方、ミステリー作品に初出演となる永野は、プライベートでもあまりミステリーには触れることがなかったそうで、「原作と脚本にも違いがあって、どうやって撮るんだろう」とミステリーならではの撮影に興味が湧いたという。

坂口にとって本作は、単独初主演映画となった。「実際現場に入ると、番手の違いは意識しないもの」と言いながらも、「内容的にきつい現場になるんだろうなというのはクランクイン前に想像できました。現場というのは監督や座長の色になっていくものなので、自分ができることはしようと思い、できるだけ穏やかにいることを心がけました」と語る。

そんな坂口の姿を見ていた永野は「すごく素敵でした」と目を輝かせると、「内容的にはピリつくシーンでも坂口さんはいつも穏やかで、みんなで一緒にものづくりをしている空気感を出してくださいました」と最敬礼。さらに本作のクランクイン前日に永野が20歳の誕生日を迎えたことに触れると、坂口は「5年ぐらい前に一緒に作品(『俺物語!!』)をやったので感慨深いですね」とほほ笑んでいた。

またこの日は、作品にちなみ謎解きのスペシャリストである松丸から、ゲストにクイズが出される。坂口と知念が瞬時に答えを導き出すなか、永野だけ「わからないー」と悩ましい顔をみせるが、ヒントが出され無事正解。坂口の推理力に松丸も脱帽していた。

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