芦名星、ジェイ・ウェストと5年ぶり再会!ダンテ・カーバーは「私の英語の先生」
2019年12月20日 10:00
[映画.com ニュース] 渋谷靖監督の長編初監督作「good people」に出演するジェイ・ウェスト 、ダンテ・カーバー、芦名星が12月19日、東京・新宿バルト9での上映に際し舞台挨拶を行った。
今作は、2014年に「pancakes」のタイトルで、日本映画として初めてHOLLYWOOD FILM FESTIVALで上映され話題になったが、「good people」とタイトルを変え劇場公開された。映画は、シェフになる夢を諦め無力になっているビリー、自分に自信がないという恐怖心から夢を諦めたミキ、理想の彼女を追い求める矛盾だらけのケイレブという国籍も性別も異なる3人が主人公。現代の東京を舞台に、不器用に生きることしか出来ない若者たちが出会うことで、無力感にさいなまれながらも運命が交差し始めていく姿を描いている。
11月21日に開催された完成披露試写会に出席できなかった芦名は、今作の撮影後もカーバーとは英語を教えてもらうなど交流はあったようだが、ウェストとは約5年ぶりの再会。現場を振り返り、「「ダンテさんがすごく真面目で、日本語のイントネーションをすごく心配されていて、日本語の先生をしていました。ダンテさんは私の英語の先生でした(笑)」と明かす。
さらに、完成した本編を見た感想を「ひとりひとりの心に訴えかける映画だと思いました。(ウェストとカーバーは)ふたりともちょっと滑稽で可愛くて、でも痛みを知っていて。今宿(麻美)さんは撮影では会えなかったんですが、セリフで『超ムカつく』って言うシーンがあって、そう言える女性って素敵だなと思いました。全てのキャラクターに共感できるポイントがあって、感覚的にいろんなことを訴えかけてくる映画だと思います」とアピールを忘れなかった。
また、ウェストは「プライベートが映画と重なってしまって、当時の彼女が海外に行ってしまう日にちょうど本編も同じようなシーンの撮影だったので、あのシーンの僕は本物です」と笑いを誘った。一方のカーバーは、「パンケーキを食べるシーンで、本当は食べたふりをしながら進めるんだけど、もったいなくてものすごくたくさんのパンケーキを食べた」と裏話を披露していた。今作の上映は、本日まで。
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