ファーストサマーウイカ、声優に初挑戦した「ジュマンジ」続編引っさげ映画.comを訪問!
2019年12月11日 14:00
[映画.com ニュース] 「ジュマンジ ネクスト・レベル」の日本語吹き替え版声優を務めたファーストサマーウイカがこのほど、都内にある「映画.com」編集部を訪問した。この日は12月13日に公開を控える同作の宣伝のため、メディア各社への挨拶回りを敢行。「ファーストサマーウイカと申します! これからチラシを配りながら皆さんの間を回らせて頂きます。受け取ってくれなくてもねじこんでいきますので、宜しくお願いします!」と元気よく宣言し、笑顔で社内を練り歩き、ひとときの交流を楽しんだ。
はみ出し者の高校生4人が「ジュマンジ」というテレビゲームの世界に吸い込まれ、ゲーム内のキャラクターに変身し奇妙な冒険を繰り広げるさまを描いた前作「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」。続編では再びジェイク・カスダン監督がメガホンをとり、ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、カレン・ギラン、ニック・ジョナスらが続投する。おなじみの高校生4人に加え、バグによっておじいちゃんコンビ(ダニー・デビート&ダニー・グローバー)がゲーム世界に入ってしまい、過酷に進化したミッションに挑んでいく。
小学生の頃から声優に憧れていたというウイカは、オファーが来た時の思いを「信じられなかったです、ドッキリだと思っていました」と笑い交じりに明かす。「すごいゲーマーだったので、ゲームの声優さんに憧れていて……、『ジュマンジ』の『ゲームの中に吸い込まれてしまう』という設定は、本当に願ったり叶ったりでした。大好きなゲームの世界に入ることができるし、その中で声優もできる。私の趣味ドンズバのところを突いてくれている作品で声優デビューできて、嬉しいです」と喜びを爆発させる。
本シリーズの見どころは、現実世界での姿と、ゲーム世界でのキャラクター(アバター)のギャップ。「違う人間になる」ことは自身の仕事にも通じる部分があるそうで、「アイドルも、舞台役者も……、お芝居を続けている理由のひとつは、違う人間になれる瞬間が楽しいからですね」と語る。初アフレコの感想を問われ、「プロの方たちの中に入ると、『まだまだだな』と思うところが多かった。研究して練習して、プロの方と並んでも何も問題なくできるようになりたい、できないとイヤだなと思います」と謙虚な姿勢。「プロレベルまでもっていかないといけないです。自分にプレッシャーを課しています」と、負けず嫌いな一面ものぞかせた。
ウイカが演じるのは、オークワフィナ演じる新キャラクター、ミン・フリートフット。中身はアレックス・ウルフ扮する気弱な大学生・スペンサーというハードルの高い役どころだ。「スペンサーが入ったミン・フリートフットの吹き替えをする、ファーストサマーウイカ」……考えれば考えるほど混乱してくる。「オークワフィナさんの声に地声が似ていて、良かったです。でも中身が引っ込み思案で奥手な大学生……。私自身はオラオラ系の頂点にいるタイプで(笑)、そこが最も自分にない部分ですね。強い女性らしいハスキーな声で、中身は気弱な大学生というキャラクターを、短いセリフの中で演じていかなきゃいけないのは、かなり難しいです」と振り返る。
最後に、続編の見どころを聞いてみた。「ゲームキャラクターの中身が前作と同じわけではなく、入れ替わっているので、役者さんたちのお芝居に、すごく感動するんですよ。同じ風貌だけど中身が違うから、前作とは違う役として存在している。ロック様(ジョンソン)も全然違うお芝居をされているので、連続で見ている方が倍楽しめると思います。あと、前作ではゲラゲラ笑っていたんですが、今回は泣ける要素もあります!」とアピールした。「ジュマンジ ネクスト・レベル」は、12月13日から日米同時公開。
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