木下半太の自伝的小説「ロックンロール・ストリップ」映画化! 2020年に公開決定
2019年12月5日 10:00

[映画.com ニュース] 作家で俳優の木下半太の自伝的小説「ロックンロール・ストリップ」(小学館文庫刊)の映画化が決定。原作者の木下が自らメガホンをとり、大阪のストリップ劇場を舞台にした痛快エンタテインメントを世に放つ。
劇団「渋谷ニコルソンズ」「なにわニコルソンズ」の主宰を務める木下は、2006年「悪夢のエレベーター」で作家デビュー。同作は、英勉監督の演出によるテレビドラマ、ダンカン演出による舞台、さらに、内野聖陽、佐津川愛美、モト冬樹、斎藤工が共演した映画(堀部圭亮監督)となり、話題を呼んだ。代表作「悪夢シリーズ」は、累計発行部数80万部を突破。オムニバス映画「家族ごっこ」では、監督業にも挑戦している。
25歳の木村勇太は、映画監督になるという夢を抱きながらも、今は売れない劇団をやりながら、大阪市K区寿町でバーを経営していた。ある日、閉店間際に「冬音」という見慣れぬ美女が店にやってきた。ストリッパーだという彼女は、勇太にストリップ劇場で前座をやってほしいと依頼。「なんとか劇場を満員にしたい。力を貸してほしい」。そこから勇太たち劇団員4人の、笑いあり、涙ありの悪戦苦闘の日々が始まった。
長編映画での監督デビューを果たした木下は「25年前、大阪の映画専門学校で講師と喧嘩をした。『お前、映画監督になれると思ってんのか?』。その言葉が俺の胸に突き刺さったまま、劇団を立ち上げ、先輩とバーを経営し、なぜか小説家になり、初監督の映画を撮りました」と述懐。「夢を叶えるのに四半世紀。長かったようで、これが一番の近道だったのかもしれません。ロックンロール・ストリップは負け犬が走り続ける青春映画です。今、夢を叶えようともがいてる人たちに見てもらえたら幸せです!」とコメントを寄せている。
「ロックンロール・ストリップ」は、20年に全国公開。
関連ニュース
【映画史上初】なにわ男子×INI×FANTASTICSのトリプルテーマソング! 「ロマンティック・キラー」最新予告公開
2025年10月3日 05:00
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい超衝撃】世界中の観客が熱狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激”
提供:松竹
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震える体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ