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台湾のスター、グイ・ルンメイが絶賛!「幸福路のチー」は台湾版「ちびまる子ちゃん」

2019年11月28日 14:00

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東京アニメアワードフェスティバル 2018のグランプリ作
東京アニメアワードフェスティバル 2018のグランプリ作
(C)Happiness Road Productions Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース] 台湾のアニメーション映画「幸福路のチー」で主人公・チーの声優を務めた女優グイ・ルンメイのインタビュー映像を、映画.comが先行入手した。映像では「藍色夏恋」などで知られ、シャネルのアンバサダーを務めるスター・ルンメイが、作品に惚れこみ出演を快諾した理由や見どころを愛情たっぷりに語っている。

東京アニメアワードフェスティバル2018のグランプリに輝き、第91回アカデミー賞の長編アニメーション部門へのエントリー25作品に名を連ねた本作。1975年生まれのチーは祖母が亡くなったという知らせを受け、長らく疎遠にしていた故郷・幸福路に帰ってくる。記憶とはすっかり変わってしまった景色を前に、チーは人生、そして家族の意味を考え始める。無邪気な子どもだった頃の夢、親の期待に応えようと必死だった学生時代、理想とかけ離れた社会、友人との別れ、老いていく両親、そして新たな出会い――。台湾語禁止の学校教育、少数民族である祖母との日々、学生運動など、戒厳令の解除を経て民主化へと向かう時代の大きなうねりの中で、人生のターニングポイントを迎えたチーはある決断をする。

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ソン・シンイン監督が、“アニメ産業不毛の地”と言われる台湾で自らスタジオを立ち上げ、4年の歳月をかけ完成させた。製作過程での苦境を救ったのが、「幸福路のチー」のもとになった短編アニメ「幸福路上」に魅了されたルンメイだった。自身が審査員を務めた第15回台北映画祭で同作と出会ったそうで、「台湾版の『ちびまる子ちゃん』だと、そう感じました。可愛くて手描き風の絵が温かく、ユーモアのある語り口でした。台湾の歴史的な背景に触れつつ、人々がどう生きていたかを丁寧に描いていたんです」と絶賛。そして、「幸福路上」は最優秀アニメーション賞に輝いた。その後、ルンメイは長編版の製作を応援したいと考え、チームに加わった。国民的女優のルンメイが新鋭監督の作品に参加するのは、極めて異例のことと言える。

ルンメイは歴史も文化も異なる世界中の観客に「これは自分たちの物語だ」と感じさせるストーリーの魅力を紐解く。「主人公のチーという女の子を通して過去の自分を見ているように思えた」「チーは小さい頃から努力していい学校に入りたいと願い、外国の生活にも憧れ留学もしたいと思っています。でも外国から戻ったら、何がしたいのか分からなくなってしまった。何だか私自身の経験ととても似ていたんです」と共感を寄せた。

幸福路のチー」は、11月29日から新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。

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