「ジャスティス・リーグ」キャスト、ザック・スナイダー監督版の公開求めるキャンペーンを支援
2019年11月26日 10:00

[映画.com ニュース] 2017年公開のDC映画「ジャスティス・リーグ」のザック・スナイダー監督版、通称「スナイダー・カット」の公開を求める声がにわかに高まっている。
「ジャスティス・リーグ」は、「マン・オブ・スティール」から始まるDCエクステンデッド・ユニバースの総決算として、バットマンやワンダーウーマンといったDCコミックスの人気スーパーヒーロー総出演の超大作として期待されていた。しかし仕上がりに関しては期待外れとの評価が大勢を占めており、巨額の製作費を投じたにも関わらず世界累計興収は6億5790万ドルに留まっている。
当初は「マン・オブ・スティール」「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」に続けて、スナイダー監督がメガホンをとっていたものの、娘の死を理由にポストプロダクションの最中に降板。その後、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが追加撮影を行ったうえで完成に導いた経緯がある。そのため、劇場公開版「ジャスティス・リーグ」に不満を抱いた一部のDC映画ファンは、スナイダー監督の構想を反映させた「スナイダー・カット」の公開を求めていたが、製作・配給を手がけた米ワーナー・ブラザースは無反応だった。
だが、劇場公開から2年を経たいま、状況が変わりつつあるようだ。11月17日、サイボーグ役として出演したレイ・フィッシャーが自身のTwitterで「2年が経過した」と綴り、#releasethesnydercut(スナイダー・カットを公開せよ)というハッシュタグを用いたのだ。これにワンダーウーマン役のガル・ギャドット、バットマン役のベン・アフレックが賛同。そして、スナイダー監督自身もギャドットのツイートをリツイートし、「この古代アマゾン人が間違っているわけがない」とコメントした。さらに、「バットマンも間違っているわけがない」と援護射撃を行った。
熱狂的なファンたちが、ついに「ジャスティス・リーグ」関係者を動かしたかのようだが、SNSを通じた周到なプロモーションである可能性も否定できない。ギャドットは「ワンダーウーマン」の続編「ワンダーウーマン1984」の公開を来夏に控えており、アフレックもワーナー映画「The Way Back」が来年3月に全米公開される。また、アフレックがマット・デイモンと共同で経営する制作会社パールストリート・フィルムスは、ワーナーとファーストルック契約を締結。このようにワーナーと濃密な関係を構築している面々が、同社をSNSで攻撃するとは考え難い。むしろ、スナイダー・カットの公開は織り込み済みで、その前に世論を盛りあげる意図があると読んだほうが良さそうだ。
実際、ワーナーメディアが来年4月にローンチする新ストリーミングサービス、HBO Maxでスナイダー・カット版「ジャスティス・リーグ」が公開されるとの憶測が流れている。
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