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米航空会社が機内映画で同性同士のラブシーンをカットし謝罪

2019年11月21日 16:30

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抗議したオリビア・ワイルド
抗議したオリビア・ワイルド
AFP/アフロ

[映画.com ニュース] 米デルタ航空が、機内エンタテインメントで提供していた映画にある同性同士のラブシーンをカットしていたことを謝罪した。米エンターテインメント・ウィークリーが報じている。

発端は、米青春映画「ブックスマート(原題)」を手がけた女優で映画監督のオリビア・ワイルドが発したツイートだ。米デルタ航空が提供する「ブックスマート(原題)」から、女性同士のラブシーンがカットされているという報告を受け、「これには本当にがっかりだわ。この場面にヌードはない。機内映画としてどこが卑猥すぎるというのかしら?」と抗議した。

その後、エルトン・ジョンの伝記映画「ロケットマン」からも男性同士のラブシーンがカットされていることが判明。このニュースがまたたく間にLBGTコミュニティで広まったことから、デルタ航空はすぐに声明を発表。「私たちはデルタの機内エンタテインメント向けコンテンツの管理方法について新たなプロセスを導入することになりました」「映画会社は我々に映画を2種類提供してくれます。ひとつは劇場公開のオリジナルバージョンであり、もうひとつは編集されたバージョンです。われわれは編集されたバージョンを選択していましたが、どちらの映画にしてもカットされた場面が我々のガイドラインから外れたものでないことが判明しました。今後同様のことを繰り返さないように対応いたします」。

デルタの素早い対応に、ワイルドは「ありがとう@デルタ」とツイートしている。

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