役所広司、アクションはもう懲り懲り!?「ケガしたくない」
2019年11月16日 15:35

[映画.com ニュース] 俳優の役所広司が11月16日、主演した日中合作映画「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」の公開記念舞台挨拶を東京・TOHOシネマズ日比谷で行った。
役所は、日本語吹き替え版の声優を務めた沢城みゆき、宮野真守とともに登壇。「いろいろな国の俳優、スタッフと力を合わせて作った映画。吹き替え版ではないバージョンもありますので見ていただき、応援してください」と笑顔で話した。
標高8000メートルの雪山に落下した機密文書をめぐる攻防を描くアクション。役所は撮影では中国語でセリフを言い、改めて自らの声を当てたが「編集されたものだから、現場と息遣いが違う。白い息が出ているから、(呼吸を合わせなければならず)難しかったですね」と振り返った。
沢城も、「手数が多すぎて、アクションの息は言語化できないから今年一番大変だったかも」と実感のこもった感想。宮野は、「大変な撮影でした、という気持ちを込めて吹き込んだ。感情の動きが激しくて力が入った分、疲労感もあった」と語った。
高地でのアクションも話題に上り、役所がエベレストの登頂経験があるユー・フェイ監督に実際にできるのか聞いたところ「映画は大丈夫」と返されたという。実際、カナダの雪山にはヘリコプターで運ばれたが、「雪の深さが分からないのに、僕は(救助隊の)隊長だから先頭を歩かなければいけなかった。ヘリが落ちたら、絶対に遭難すると思っていた」と明かした。
アクションシーンは平地のオープンセットで撮影されCG処理されたが、沢城は「難しいことは考えず、あんなところでアクションをやるのは大変だなあと思いながら見ていた」と率直な意見。これには役所が、「ほとんどだまされてくれて、いいお客さんです」と笑わせた。
そして、「4カ月かけていろいろなところで撮影したけれど、じっくり腰を据えて役と付き合えたぜいたくな経験だった」と満足げ。ただ、アクションについては「もういいかな、という感じ。ケガしたくない」とちょっぴり弱気だった。
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