スティーブン・キングはここに登場していた!「IT」完結編のカメオ出演シーン公開
2019年11月14日 18:00

[映画.com ニュース] 大ヒットホラーの完結編「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」原作者であるスティーブン・キングのカメオ出演シーンが公開された。リサイクル店の店主役で登場し、ジェームズ・マカボイ演じる主人公ビルと、ユーモアあふれる会話を繰り広げている。
本作では、前作「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」から27年後を舞台に、ビル(マカボイ)、ベバリー(ジェシカ・チャステイン)ら大人になった“ルーザーズ・クラブ”の面々が、再びピエロのペニーワイズと対峙するさまを描く。
27年ぶりに故郷デリーに戻ってきたビルは、ふと訪れたリサイクル店でかつて乗っていた自転車「シルバー号」を見つける。公開されたのは、ルーザーズ・クラブの仲間たちとの思い出が詰まった自転車を入手しようと、ビルが店主に話しかけるシーンだ。自転車を購入するためのやり取りをした後、脚本家として活躍するビルは、自身の本を読んでいた店主に向かって「サインしようか?」と申し出るも、「断る。結末が嫌いだ」と返されてしまう。
これまでも1989年に公開された「ペット・セメタリー」に牧師役でカメオ出演を果たすなど、自身が原作を手掛ける映画やドラマへ度々登場してきたキング。本作については「ラストは最高だ!」というコメントを自身のTwitterに投稿している。
このシーンについて、アンディ・ムスキエティ監督は「彼が乗り気になってくれたから、ユーモアのあるシーンにできた。この経験は夢のようだったよ。スティーブン・キング先生ありがとう! 僕は先生が大好きだ! 心から尊敬しています!」と感謝。なお、キングはたった1日の撮影にも関わらず3日間も滞在したそうで、キングと親交を深められたようだ。
劇中にはそのほか、名作へのオマージュや隠れペニーワイズなど、何度鑑賞しても楽しめる仕掛けが盛り込まれ、リピーターも劇場に来場している。
(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
関連ニュース





