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R・エメリッヒ監督最新作「MIDWAY」20年秋公開! 豊川悦司がハワイプレミアに参加

2019年11月13日 10:00

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エメリッヒ監督が構想20年、 製作費120億円をかけて完成!
エメリッヒ監督が構想20年、 製作費120億円をかけて完成!
(C)2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] ローランド・エメリッヒ監督が構想20年、製作費120億円をかけて完成させたスペクタクル超大作「MIDWAY(原題)」が、2020年秋に日本公開されることが決定。また、10月20日には、ハワイのパールハーバー(真珠湾)にあるヒッカム海軍基地内にてプレミアイベント(レッドカーペット&上映会)が実施され、出演した豊川悦司が参加した。

真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までを史実に基づき描かれた本作は、エメリッヒ監督が「今、自分たちが謳歌している自由のために戦ってくれた人たちのことを伝えたい」という思いを込めて完成させた作品。実在した勇敢な軍人たちの同胞意識と友情、そして米国の勝利を確実なものにするための“決意と犠牲”が描かれる。エド・スクレインルーク・クラインタンク、ウディ・ハレルソン、デニス・クエイドパトリック・ウィルソンに加え、日本から豊川のほか、浅野忠信國村隼が参加。11月8日より3242館で全米公開し、週末興収1750万ドルで初登場1位を記録している。

豊川は山本五十六役に挑戦!
豊川は山本五十六役に挑戦!

山本五十六(豊川)が率いた山口多聞(浅野)、南雲忠一(國村)の艦隊が真珠湾を壊滅させた後、パイロットのディック(スクレイン)らは、戦艦エンタープライズの艦長ハルゼー(クエイド)より敵の追跡を命じられる。一方、ニミッツ最高司令官(ハレルソン)とレイトン少佐(ウィルソン)は、日本軍の戦略を分析していた。かくして、日米2カ国の名誉をかけた戦いが、次なる戦闘の地「ミッドウェイ」へと向けられる。やがて戦況が変わるなか、勝利に対する両国の戦力と不屈の精神が試されていく。

プレミアイベントには、豊川、エメリッヒ監督、ハレルソン、クエイド、ウィルソン、スクレインらが顔を揃えた。作品を鑑賞した豊川は「素晴らしい映画だったと思います。エンタテインメントとして、そして戦争というものに対する客観性、メッセージ性を含めてとてもバランスの取れた作品です。こういう題材ではあるけれども素直に楽しめたし、映画の中に入り込めたし、その映画に参加させてもらって本当にうれしい作品になっていたと思いました」と興奮気味に語る。そして、日本のファンへメッセージを寄せた。

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豊川「1本の映画として楽しんで頂ければと一番は思っています。全部本当にあった話ですが、本当にディテールも脚本家や監督がひとつひとつに嘘がないように膨大なリサーチの上に成り立って、この“ミッドウェイ”という戦いを描いています。それでもあれから70年以上が経ち、戦争を知らない世代の僕らが作品の観客になることによって、本当にあった戦争というものを自分の実体験のように感じ取って、色々な自分なりの解釈や思いを考えてもらえれば良いと思います。まずは素直にひとりの観客になってこの映画を楽しんでもらいたいと思います」

一方、エメリッヒ監督は日本人キャストの起用について「スコセッシ監督の『沈黙 サイレンス』でもキャスティングを担当した日本にいる女性プロデューサーに優れた俳優を紹介してもらった。言葉の問題も大きかったが、すばらしい経験だった」と説明。「(日本人キャストの演技は)映画を見たアメリカ人俳優もみんな感心していた。共演シーンがないから日本側の部分は知らないので、初めて試写をした時に何度も耳にしたのは、日本人俳優たちを絶賛する声だった」と打ち明けつつ、「戦争に勝者はなく敗者しかいない。命が失われるからだ。だからこそ、この映画を日米双方の海兵たちに捧げたのだ。戦争が再び起きてはならないと伝えたい」と思いの丈を述べた。

「MIDWAY(原題)」は、20年秋に東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

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