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オリンピック記録映画特集 ストックホルムから長野まで27作品を上映

2019年11月11日 18:00

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市川崑監督「東京オリンピック」の一場面
市川崑監督「東京オリンピック」の一場面

[映画.com ニュース] 東京・京橋の国立映画アーカイブで11月26日から「オリンピック記録映画特集――より速く、より高く、より強く」が開催される。日本選手が初参加した1912年ストックホルム大会から、1998年長野冬季大会まで、計27作品(23プログラム)のオリンピック記録映画を上映する。

オリンピック記録映画は、カール・ルイス、コマネチ、ジャネット・リン、アベベ、ザトペックら名選手が登場し、20世紀スポーツ史の貴重なアーカイブであると同時に、レニ・リーフェンシュタール市川崑クロード・ルルーシュ篠田正浩イム・グォンテクカルロス・サウラといった映画史に残る監督たちが手掛け、その芸術性が高く評価されている。IOC傘下のオリンピック文化遺産財団から素材の提供を受け、作品の多くはデジタル復元され、映像も音響も鮮明に蘇った作品がお披露目される。うち、3本のサイレント映画は、スポーツ史専門家によるライブ解説や弁士、音楽伴奏付きで上映される。

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11月8日に会見した同館主任研究員の岡田秀則氏は、「2020年東京オリンピックへの機運を醸成すること」が狙いであり、「河瀬直美監督が公式映画を撮るということで、世界の話題となっている。映画とオリンピックのかかわりを考え直す機会に」と同企画の目的を説明。

スポーツ史を研究する東海大学教授の松浪稔氏は、「どんな選手がいたか、人間の身体の変容だけでなく、選手のユニフォームやスポーツ用品など技術の変化も比較できる。また、政治、人種差別などその時々の社会状況、国々の文化が継続して記録されている」と専門家の視点からの見どころを挙げた。

「オリンピック記録映画特集――より速く、より高く、より強く」は、11月26日から12月22日(月曜休館)まで開催。11月30日にはオリンピック記録映画復元担当者エイドリアン・ウッド氏による特別講演会「オリンピック記録映画の歴史と映画復元プロジェクト」が行われる。

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