笑福亭鶴瓶、綾野剛の“公開初日ダメ出し”に苦笑「俺、主役やで?」
2019年11月1日 19:01

[映画.com ニュース] 作家・帚木蓬生氏の小説を映画化した「閉鎖病棟 それぞれの朝」が11月1日、全国281館で封切られ、東京・丸の内TOEI1で行われた初日舞台挨拶に、キャストの笑福亭鶴瓶、綾野剛、小松菜奈、坂東龍汰、渋川清彦、小林聡美、メガホンをとった平山秀幸監督が登壇した。
舞台は、長野・小諸にある精神科病院。死刑執行が失敗し生きながらえた梶木秀丸(鶴瓶)、幻聴が原因で暴れるようになり、妹夫婦から疎んじられている元サラリーマンのチュウさん(綾野)、不登校のため通院している女子高生・由紀(小松)は、世間から隔絶されても明るく生きようとしていた。だが、その穏やかな日常を一変させるように、秀丸が殺人事件を起こしてしまう。
約10年ぶりに映画主演を務めた鶴瓶は「一般の方との繋がりがたくさんあるので、ぎょうさん(感想を記した)メールが来ていました。本当に嬉しかった。今朝は目覚めが良かった」と安どの表情。本作のために減量を行っていたため、司会の笠井信輔氏から「減らした体重はどうなりました?」と問われると「今日の衣装、ズボンを履こうと思ったら、スッとは入らない(笑)。ちょっと太りましたけど、76キロから1.4キロ増えただけ。元々82キロありましたからね。舞台挨拶まで痩せたままの姿をお見せしたいと思っていた」と答えていた。

すると、綾野は鶴瓶をまじまじと見て「1.4キロですか? なるほど…」と意味深な表情。「え? 疑ってんの?」(鶴瓶)と切り返されると「いや、疑っているわけでないんですけど、結局のところ1.4キロ増えているわけじゃないですか。まあ、悪いことじゃないんですけど、意識の問題かなと。“重い映画”だと思っていた友人たちが『こんなに優しい映画だとは思ってもいなかった』と言っていたんです。普段泣かないのに泣いたらしく、デトックス効果のある映画なのかな。どちらかというと、鶴瓶さんはデトックスというより“(体重が)増えた”。その事実だけはしっかりと示しておきたい」とチクリ。その言葉を受けた鶴瓶は「なんでこんなにいじられなきゃあかんの? 俺、主役やで?」と苦笑していた。
初日舞台挨拶の恒例行事である“鏡開き”も行われたが、この日の樽の中身は、劇中に登場するきんつば。「これ、チュウさんが売るとしたらいくらですかね? 1200円くらい?」「こんなものも売るんかい」と特大のきんつばの感想を述べるキャスト一同。すると、鶴瓶が大入りの文字部分に自身の眼鏡がデザインされていることを発見。「樽の部分にも眼鏡があるので、(樽自体が)顔のようになっているんです。皆で鶴瓶師匠の脳天をかち割ったような感じになりますね」と笠井氏が発言するなど、鶴瓶は最後までいじられっぱなしだった。
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