ディーン・フジオカ、北条司の書いた絵コンテ「高い値段がつきそう」
2019年10月31日 20:00

[映画.com ニュース] 人気漫画「シティーハンター」「キャッツ・アイ」などで知られる北条司氏が初めて総監督を務める長編オムニバス映画「エンジェルサイン」の完成披露試写会が10月31日、都内で行われ、出演する松下奈緒とディーン・フジオカが出席した。
セリフを使わない短編漫画を募集し審査する「サイレントマンガオーディション」の受賞作品5タイトルに、北条氏が創出したオリジナルの「プロローグ」「エピローグ」を加え長編映画化。全編を通してセリフを使わず、映像と音楽のみでストーリーが展開していく。
松下とフジオカは「プロローグ」「エピローグ」で、恋人同士であるチェリストのアイカとピアニストのタカヤを演じた。出演者には台本の代わりに、北条氏自ら書き上げた絵コンテが手渡されたといい、松下は「絵を通して感じながらお芝居するのは、新鮮な経験だった」。また、北条氏の監督ぶりについては「モニターの前に座るお姿が、本当にカッコ良かった」としみじみ回想。劇中では、初体験となるチェロ演奏に挑み「苦労しかなかったですが、ずっと演奏してみたい楽器だったので、貴重な機会をいただいた」と話していた。
「あの絵コンテ、完成度が高すぎて……、売ったら高い値段がつきそう」と笑いを誘ったディーンは、「絵コンテを通して、登場人物が何を求め、なぜそこにいるのかがすごく伝わった」と斬新な手法に感嘆。現在、出演している連続ドラマを引き合いに「めっちゃセリフが多い役を演じていて(笑)。毎日死にそう」とグチをこぼし、「それに比べると、セリフがない『エンジェルサイン』は幸せだった」とおどけて見せた。ピアニストを演じ、「ピアニストの松下さんの前で、ピアノを弾くプレッシャーがすごかった」と明かしていた。
「エンジェルサイン」には、ほか緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗らが出演。11月15日から東京のユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国で公開される。
(C)「エンジェルサイン」製作委員会
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