バスジャック事件の衝撃の瞬間を完全再現!「15ミニッツ・ウォー」本編映像完成
2019年10月8日 17:00

[映画.com ニュース] 1976年にフランス最後の植民地ジブチで起きたバスジャック事件をめぐる「奇跡の人質救出」を映画化した「15ミニッツ・ウォー」の事件発生の瞬間を描いた本編映像が公開された。
映像は、オルガ・キュリレンコ演じる教師が教室の黒板に日付を書くシーンから始まる。同じ頃、スクールバスには続々と子どもたちが乗車していた。そこに、突如、独立強硬派のテロリストたちが乗り込んでくる。運転手に銃を突きつけ、「動いたら撃つ。ソマリア国境へ行け」と脅迫するテロリスト。走り出したバスを異変に気付いた生徒の父親が懸命に追いかけるが……。
21人の子どもたちが人質となる緊迫の瞬間をとらえ、強烈なインパクトを与えるシーンとなっている。

本作は、世界最高峰と謳われるフランスの対テロ特殊部隊:GIGNが正式に組織化される前夜に起きた実話を映画化。伝説的な作戦の一部始終を、圧倒的な緊張感と壮絶なアクション、そしてエモーショナルな人間模様と共に描き出す。
フレッド・グリボワ監督は「事件についての多くが伏せられ、既に終わった過去だとされています。多くの人たちがそう思っていないにも関わらずです。事件をテーマにした本や記事もいくつか出されていましたが、事実上の発行停止になった物も多い。そこで私はかつての隊員たちに会うところから始めました」と語り、取材が難航したことを明かしている。
出演は「007 慰めの報酬」「オブリビオン」のキュリレンコのほか、アルバン・ルノワール、バンサン・ペレーズらフランスの名優陣が集結している。
「15ミニッツ・ウォー」は10月11日から新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
(C)2019 EMPREINTE CINEMA - SND-GROUPE M6 - VERSUS PRODUCTION - C8 FILMS
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