「LOST」ジン役俳優、謎が残る黒煙について語る

2019年10月2日 18:00

キャストたちも「疑問でいっぱい」だった模様
キャストたちも「疑問でいっぱい」だった模様

[映画.com ニュース] J・J・エイブラムス企画・制作総指揮による米メガヒットドラマ「LOST」の初回放送から15年。同ドラマのジン役でブレイクを果たした韓国系アメリカ人俳優ダニエル・デイ・キムが、今なおファンの間で論議が絶えない「黒い煙のモンスター」にまつわる興味深い逸話を、米Wrapの最新インタビューで披露した。

米ABCで2004年から6シーズンにわたり放送された「LOST」は、南太平洋の島に墜落した旅客機の生存者たちが、不可解な出来事の数々に翻ろうされながら決死のサバイバルを繰り広げるさまを描いたサスペンスミステリー。謎が謎を呼ぶ予測不能の展開が大きな話題を呼び、世界中で社会現象を巻き起こした。

「カチカチカチ」と不気味な音を立てながら人々に襲いかかる神出鬼没のモンスターは、シーズン1の第1話からことあるごとに登場し、「なぜここにいるのか?」「その正体は一体何なのか?」といった疑問とともに視聴者を釘づけにしてきた。キムは、パイロット版の撮影で初めてモンスターと“遭遇”したときのことを、「飛行機の翼の周りにみんなで集まって、ジャングルの方を見るというシーンだったんだけど、渡されたメモには、『一同はそこに何かが居るのに気が付く。姿は見えないが、これまで耳にしたことがないような恐ろしい音を立てている』としか書かれていなかったんだ」と振り返る。

さらに、自身も含めたキャストはみな「疑問でいっぱい」で、「シーズン5か6になるまで何も教えてもらえなかったから、演じる僕たちにとっても、視聴者と同じで謎めいた存在だった」と明かす。「自分なりにいろいろと考えて、モンスターは人間の良心や善といったものを写す鏡だと捉えることにした。善良な心をもっていれば恐れる必要はないが、そうでない人には不吉な前兆となると解釈して演じることにしたんだ」と説明。「そもそも目の前に何もない状態で演じなきゃならなかったから、想像力を膨らますという点では、むしろ黒い煙のモンスターの正体を知らずにいた方がよかったのかもしれないと、今になって思ったりもするけどね」と冗談めかして語った。

(映画.com速報)

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