ライアン・レイノルズの新作「Clue」、ジェイソン・ベイトマンが監督・出演か
2019年10月1日 11:00
[映画.com ニュース] 第71回エミー賞で監督賞(ドラマシリーズ部門)を受賞した俳優ジェイソン・ベイトマンが、米20世紀フォックス/ディズニー製作、ライアン・レイノルズ主演の新作「Clue(原題)」で監督・出演を検討していることがわかった。
米バラエティによれば、本作は推理ボードゲーム「クルー」を題材にした作品。プレーヤーが殺人事件の容疑者のなかから真犯人と犯行現場、凶器を推理するゲームで、イギリス人のアンソニー・アーネスト・プラットが「クルード」として考案し、アメリカでは「クルー」としてハスブロが販売している。1985年に米パラマウント・ピクチャーズがミステリーコメディ「殺人ゲームへの招待」として映画化し、ヒットには至らなかったものの、3種類あるエンディングが話題を集めた。
フォックスと3年間のファーストルック契約を結んでいるレイノルズは昨年、本作の主演と自身の製作会社マキシマム・エフォートがプロデュースすることを発表した。脚本家には「デッドプール」シリーズのコンビ、レット・リース&ポール・ワーニックが起用されている。
ベイトマンが監督・主演・制作総指揮を務めるNetflixドラマ「オザークへようこそ」は、メキシコの麻薬組織からマネーロンダリングを引き受けていたシカゴのファイナンシャルプランナー(ベイトマン)がボスの怒りを買い、ミズーリ・オザークに家族と転居して裏家業を続けるストーリー。ベイトマンの代表作はほかに、ドラマ「アレステッド・ディベロップメント」、映画「モンスター上司」「ゲーム・ナイト」などがある。