宮崎駿監督の絵や文章でジブリ美術館の企画の“歩み”を紹介 新企画展示が11月開催
2019年10月1日 16:00

[映画.com ニュース] 三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示「手描き、ひらめき、おもいつき」展が、11月16日から開催される。
2001年10月に開館した同館は、「お客様に面白いものを提供し、楽しんでいただく」という考えのもと誕生し、さまざまな展示企画が実施されてきた。新展示「手描き、ひらめき、おもいつき」は、展示会を行ううえでの作業内容を、宮崎駿監督自身の描いた絵や文章で紹介していく。
第1室では、第1回目の企画展示「千と千尋の神隠し」をはじめとする宮崎監督が携わった展示を特集。どのようにして企画が生まれ、何を考えながら企画に修正を加え「伝えたいものに近づけていったのか」を、当時の企画書やスケッチなどを通して振り返る。試行錯誤を繰り返した作業がある一方、ひらめきや思いつきで生み出されたものもあり、展示がお披露目されるまでの過程垣間見ることができる。
第2室では、スタジオジブリが美術館を作ろうと思い立った経緯、アイデアを描きとめたイメージボード、同館の立体模型が紹介されるほか、宮崎監督の修正が入った同館の設計図面も初公開される。アニメーションのみならず、漫画、建物や空間デザイン、展示物の提案も行う宮崎監督の、さまざまな仕事を行ううえでの「根底にある考え方」や作業手順をひも解いていく。
「手描き、ひらめき、おもいつき」展は、19年11月16日~21年5月に開催予定。三鷹の森ジブリ美術館は日時指定の予約制で、11月入場分のチケットは10月10日から全国のローソンで発売される。
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