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「見えない目撃者」吉岡里帆の熱演に家族が心配「それ以上踏み込まないで」

2019年9月30日 16:00

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(左から)森淳一監督、高杉真宙、 吉岡里帆、浅香航大
(左から)森淳一監督、高杉真宙、 吉岡里帆、浅香航大
(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ

[映画.com ニュース] 視力を失った元警察官が、目撃した事件の謎を追うサスペンススリラー「見えない目撃者」の大ヒット御礼舞台挨拶が9月27日、東京・丸の内TOEIで行われ、主演の吉岡里帆をはじめ高杉真宙浅香航大森淳一監督が登壇した。

韓国映画「ブラインド」(2011)を原作に、盲目の元警察官が連続猟奇殺人事件の謎に迫るさまを描く。吉岡は、悲しい過去を抱え葛藤しながらも、立ちはだかる障害や危機に果敢に立ち向かう主人公・なつめを演じた。

舞台挨拶で地元の京都を訪れたという吉岡は「家族や昔からの友達まで来てくれたのですが、声をそろえて『すごくよかった!』と言ってもらえてうれしくなりました。あまりにもスリリングで、家族は『(なつめに対して)それ以上踏み込まないで』と何度も思ったみたいです(笑)」と、身内ならではの反応も明かす。

一方、出身地である福岡での舞台挨拶を振り返った高杉は「僕の家族はいつも感想を言ってくれないのに、今回は珍しく『面白かった』と言ってくれたんです。でも、よくよく聞いていくと吉岡さんのことばかり褒めていました(笑)」と明かして笑いを誘った。

ラスト20分の衝撃的な展開について話が及ぶと、吉岡は「これは映画館でしか見られない映画だなと思いました。鑑賞した試写室では悲鳴を上げている方がいたり、音が無音になるシーンでは試写室全体も静かになっていて、見ている人たちと一致団結していました」とアピールする。高杉は「台本で展開を知っていても、ラスト20分間は五感が映像に集中していて、初めての感覚だなと思いました」、浅香も「内容を知っていながら見たのに、あまりの緊迫感にいつ息継ぎしていいのかわからないくらいで、最後まで見ごたえがありました」と強調した。

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