宮本浩次、主題歌提供した「宮本から君へ」舞台挨拶にサプライズ登場!赤いバラを手に
2019年9月28日 17:00
[映画.com ニュース] 映画「宮本から君へ」の公開記念舞台挨拶が9月28日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の池松壮亮、共演する蒼井優、一ノ瀬ワタル、原作者の新井英樹氏、真利子哲也監督が登壇。主題歌「Do you remember?」を書き下ろした宮本浩次が、赤いバラを手にサプライズで姿を見せ、場内を大いに盛り上げた。
宮本の登場は、池松らにも知らされておらず「とても驚いています。見えないと思いますけど、鳥肌立っています。宮本さんの主題歌が、映画のレベルをあげてくれた。感謝しかない」(池松)、「とってもうれしいです!」(蒼井)と感激しきり。宮本は主人公「宮本浩」の名前の由来になっており、新井氏は「びっくりするくらい手に汗をかいていて、握手を一瞬遠慮したくなった」と思いを抑えきれない様子だった。
一方の宮本は、ふだんとは一味違う“ステージ”に照れくさそうな表情を見せながら、「こんな晴れがましい席に……。ありがとうございます」と挨拶。楽曲については「監督とお話したとき、映画を最高のものにしたいという熱い思いがみなぎっていて、すぐにメロディが鳴ってきました。キャストの皆さんの顔を思い浮かべながら(作った)」と回想し、「原作もすごいですが、映画になったことでより躍動し、力を持ち続けている。想像を超えるインパクトで、心に刻まれ、消えない作品になった」と映画を絶賛した。
原作は1990~94年に講談社「モーニング」で連載されていた同名漫画(全4巻)を映画化。2018年4月から放送されたドラマ版では、原作の前半を映像化。映画では、後半部分をベースに物語が繰り広げられる。文具メーカーの新人営業マンで、恋にも仕事にも不器用な宮本浩(池松)が、ヒロイン・中野靖子(蒼井)との究極の愛の試練を克服し、成長していく姿を描く。9月27日に全国77スクリーンで封切られた。
「今日の今日まで、宮本に試されている気分だった」と振り返る池松は、「自分の人生がどうとかじゃなく、突っ切った先に宮本が浮かび上がらないと、敵わないと思った。混沌の中に光を見つけようとしたんだなと。(公開され)もう煮るなり、焼くなりお好きにですけど、宮本なら『新しい時代を強く生きて』と言ってくれるはず」と強い思い入れを吐露。
真利子監督は「映画を見て理屈じゃないものを受け取る。そんな感覚が忘れられず、今も映画を作っている。泣けたとかじゃなく、体の芯が揺さぶられるような、そういう映画になったと思います。役者、原作、音楽すべての力が映画になった」と紆余曲折を経ての映画封切りに感無量の面持ちだった。
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