広瀬すず、自らスカウトした新星・鈴鹿央士を絶賛!「蜜蜂と遠雷」スペシャル対談映像
2019年9月28日 09:00

[映画.com ニュース]第156回直木賞と2017年本屋大賞のダブル受賞という史上初の快挙を成し遂げた、恩田陸氏の小説を映画化した「蜜蜂と遠雷」。同作で俳優デビューを果たした新星・鈴鹿央士と、鈴鹿をスカウトし芸能界入りのきっかけを作った女優の広瀬すずによる、スペシャル対談映像(https://youtu.be/GQ_x-lBHK6g)が公開された。
若き4人のピアニストが、国際ピアノコンクールの熾烈な戦いを通して成長していくさまを描く群像劇。松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿が個性豊かなピアニストたちを体現し、「愚行録」の石川慶監督がメガホンをとった。
映像では、いち早く作品を鑑賞した広瀬と鈴鹿のほほ笑ましいやりとりが展開される。広瀬は出演作「先生! 、、、好きになってもいいですか?」(2017)のロケ地となった高校で、エキストラとして参加した生徒の鈴鹿に目を留めスカウト。注目したきっかけを、「なんて顔の小さい子がいるんだろうって、皆でしゃべっていて。可愛らしい雰囲気もあって、すごい目立ってて」と明かす。
広瀬によって芸能界に導かれた鈴鹿は、18年には雑誌「メンズノンノ」でグランプリに輝き、同誌の専属モデルに抜てきされる。さらに、100人以上が参加したオーディションを勝ち抜き、「蜜蜂と遠雷」の“祝福の異端児”風間塵役を獲得。広瀬が主演したNHK連続テレビ小説「なつぞら」や映画「決算!忠臣蔵」に出演するなど、活躍の幅を広げている。3年間で「すごい人生が変わった」という鈴鹿は、広瀬に抱く思いを「尊敬、感謝……あともう1個欲しいな」と不器用に伝え、広瀬を笑わせていた。
(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会広瀬はそんな鈴鹿を心配する思いもあったそうで、「このお仕事は、入ってすぐに好きになれる世界ではないので、私自身、最初はずっと苦手意識が残っていました。(央士くんを)3年間見ていて、“好き”(という気持ち)に出会えたと言ってくれて、あの時事務所の人に『すごい可愛い、小さい顔の子がいるんです』と言って良かったなと思いました」と、笑顔を浮かべる。共演した「なつぞら」については、「共演が思っていたより早かった。セリフを交わすことは少ないんですが、変なドキドキがありました。でも、(央士くんは)飄々としていました(笑)」(広瀬)、「とても緊張していました。リハーサルの時も違和感はありました」(鈴鹿)と、初共演を振り返った。
本作の感想を問われ、広瀬は「感動しました。(鈴鹿を見て)すごいですね。無重力な世界にふわふわといそうな、不思議な存在感だったな。(演じた役と)普段の央士くんの独特な雰囲気とリンクする瞬間があって、すごい素敵でした」と絶賛。さらに「見た目よりも(歳が)上にも下にも見えるのは武器だと思う」と鈴鹿の魅力を紐解き、「ピュアな部分もあり、変に変わったりしなさそうなので、楽しみです。このままでいてほしいです。それがお芝居にも繋がっているんだろうなって思いました」と、今後の活躍に期待をこめた。
「蜜蜂と遠雷」は、10月4日から全国で公開。
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