芸術と技術の統合を目指した学校「バウハウス 100年映画祭」予告編公開
2019年9月26日 09:00

[映画.com ニュース]第1次世界大戦後のドイツで、芸術と技術の新たな統合を目指し創設された学校、バウハウスの誕生から100周年を記念し、選りすぐりのドキュメンタリーを日本初上映する特集「バウハウス 100年映画祭」の予告編が公開された。
パウル・クレー、バシリー・カンディンスキー、ヨハネス・イッテン、ラースロー・モホイ=ナジ、ハンネス・マイヤーらが集い、ヨゼフ・アルバース、マルセル・ブロイヤー、マックス・ビルといった名だたる才能を生み出したバウハウスは、フランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジエと並ぶ近代建築の巨匠、バルター・グロピウスが1919年に創設。そして三代目校長はもう一人の近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエが務めた。学校はこれまでになかった独自の教育システムを作り上げ、様々な芸術分野に革新をもたらしたが、ナチスの迫害を受け、わずか14年間の活動でその幕を閉じ伝説となった。
伝説的な教師達の薫陶を受けた当時の学生達の証言や、貴重な記録によって、バウハウスが辿った激動の道と物語が明かされる「バウハウス 原形と神話」、教室も時間割もない学校、南米スラム街の住環境改善、低価格でバウハウス家具を復刻する企画、バウハウスの理論を身体で表現する試みなど、バウハウスの精神を受け継いだ人々を追う「バウハウス・スピリット」、男性優位だったバウハウスで、多大な成果を残しながらも影の存在となった女性たちの実像に迫る「バウハウスの女性たち」と、ミース・ファン・デル・ローエ、バルター・グロピウス、マックス・ビルに関する計6作品が上映される。
「バウハウス 100年映画祭」は、11月23日から、渋谷ユーロスペースほか全国順次開催。
合計6作品を4プログラム構成で上映
A「バウハウス 原形と神話」
B「バウハウス・スピリット」「バウハウスの女性たち」
C「ミース・オン・シーン」「ファグス グロピウスと近代建築の胎動」
D「マックス・ビル 絶対的な視点」
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