妻夫木聡、「乱反射」劇場公開に満願「お客さんいる限り生き続けられる」
2019年9月23日 09:15
メ~テレ(愛知)の開局55周年記念作品として制作され、昨年の同日に放送。今年6月に上海国際映画祭で上映され、海外での劇場公開も決まったことで、再編集したディレクターズカット版が同劇場で21日から1週間限定で公開されている。
妻夫木は、「滅多にないことで、本当にうれしい。撮影の時もそうなったらいいねという話はしていたけれど、夢みたいですね」と満面の笑み。立ち見も出る盛況に、「見てくれるお客さんがいる限り、作品は生き続けられます」とさらなる動員を呼び掛けた。
貫井徳郎氏の同名小説が原作で、事故と判断された息子の死に疑念を抱いた新聞記者がその背景に潜む真相を追うミステリー。妻夫木は、「監督からは明るくやってくれと言われ、それが最後に生きてくると思ったけれど、幸福な時間が少なすぎて苦しいことばかりだった」と振り返った。
それでも、初共演だった妻役の井上真央については「壁を感じさせない方で、最初からどんと飛び込んでいけた」と笑顔。石井監督も、「原作に夫婦愛を足して脚本にした。2人が並んで坂を下りていくだけでドラマになる。相性がいいんだと思った」と認めた。
さらに、「現代の日本社会の本質的な問題を、エンタテインメントに忍び込ませたかった」と説明。撮影は2年前だが、「色あせていない。キャストの皆がいい仕事をしてくれて、力のある作品になった。自信作なんです」と力強く語った。
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