「万引き家族」城桧吏が映画初主演! はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」実写化
2019年9月6日 05:00

[映画.com ニュース] 「万引き家族」で注目を集めた子役の城桧吏くんが、はやみねかおる氏の児童小説を実写化した「都会(まち)のトム&ソーヤ」で映画初主演を飾ることがわかった。メガホンをとるのは、「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」の河合勇人監督。脚本は、「おっさんずラブ」シリーズで知られる徳尾浩司が担当する。
シリーズ累計180万部を超え“マチトム”の愛称で親しまれてきた推理小説シリーズ「都会(まち)のトム&ソーヤ」(講談社YA!ENTERTAINMENT刊)。2003年の刊行開始から、ほぼ年1巻のペースで発売され、現在はシリーズ16冊、ゲームブック2冊、ファンブック1冊が出版されている。“究極のゲーム”を作るため、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持った中学2年生・内藤内人(ないとう・ないと)と、財閥“竜王グループ”の御曹司でもある同級生・竜王創也(りゅうおう・そうや)が、都会の様々な場所で推理と冒険を繰り広げていく。
「『都会のトム&ソーヤ』は小学校の時に図書館で借りて、読んだ事がありました」という桧吏くんは、内藤内人役にチャレンジすることに。「まさか、この本の主人公、内藤内人役に自分がなれるなんて思ってもいなかったので、出演させて頂くことが決まって、とても驚き、とても嬉しく思っています。初めて主演をさせて頂くので、少し不安でドキドキですが、皆様の期待に応えられる様に頑張ります!」と意欲をみなぎらせている。
河合監督は原作小説について「放課後、友だちと川っぺりをどこまで行けるか歩いたり、秘密基地を作って宝物を隠したりして遊んだ少年時代の幸福な時間を思い出させてくれました」と説明。「今回映画を監督させて頂くにあたり自分の中に眠っていたトム&ソーヤを縦横無尽に暴れさせて現代の子どもたちを巻き込んで新たな冒険に出てみたいと思います」と話すと、脚本の徳尾は「はやみね先生の描かれる『都会のトム&ソーヤ』には、次々とページをめくりたくなるワクワク感が詰まっています。映画でもその世界観を大切にして、ぐいぐいとスクリーンに吸い込まれるような、躍動感溢れる内人と創也の冒険をお届けできたらと思います」と語っている。
はやみね氏は今回の実写映画化について「これも、読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます」と感謝を述べる。そして「河合勇人監督に徳尾浩司脚本と来れば、ぼくにとっては『スリル! 赤の章・黒の章』。内藤内人役に『万引き家族』の城桧吏さん。そして、多くのスタッフのみなさん。いったい、どんな『都会のトム&ソーヤ』を見せてくださるのか? 今からワクワクしています。(ポップコーンとコーラは、すでに用意できています)」とコメントを寄せている。
「都会(まち)のトム&ソーヤ」は、20年夏に全国公開。
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