吉岡里帆、共演した高杉真宙を高校生だと勘違い「制服が似合い過ぎ」実際は23歳
2019年9月5日 17:00

[映画.com ニュース] 視力を失った主人公が女子高生連続殺人事件を追うサスペンススリラー「見えない目撃者」のティーン女子限定試写会が9月5日、都内で行われ、主演の吉岡里帆と共演する高杉真宙が出席した。
交通事故で視力を失い、警察官の道も絶たれたなつめ(吉岡)がある日、遭遇した接触事故の車中から助けを求める少女の声を聞き、聴覚、触覚、嗅覚などで得た手がかりを駆使し事件を追う。「重力ピエロ」の森淳一監督がメガホンをとった。
難役に挑んだ吉岡は「演技に集中するだけではなく、自分を客観視することを意識した」と明かし、共演したラブラドール・レトリーバーの盲導犬・パルについて「わたしとパルだけが触れ合えるように、現場でルールを作ってくださり、“ふたりきり”の絆が生まれた」と振り返った。
そんな吉岡の姿に、高杉は「圧倒されました」と語り、「目のお芝居が制限されても、これだけ(感情が)ストレートに伝わるんだと。現場でもめちゃくちゃストイックで、気づかいもしてくださった。だからこそ、座長の吉岡さんについていこうと思えた」と大絶賛。当の吉岡は「恐縮です!」と照れ笑いを浮かべていた。
高杉が演じるのは、なつめの“目”となり、事件解決に奔走する高校生・春馬で「最初と最後で、大きく成長する役どころなので、それを自然に見せられたら」。吉岡は「最初、本当の高校生だと思っていたんです。制服が似合い過ぎていて、『今日も学校帰りに現場に来て、えらいな』って(笑)」と自身の勘違いを告白。現在23歳の高杉に対し「天真爛漫で、かわいらしい方。柔らかなたたずまいで、現場ではパルと同じくらい癒されていた」と目を細めていた。
また、客席のティーン女子から「どうすれば、夢を見つけられるか?」と質問されると、「女優になりたいと思ったのは18歳のときで、それ以前は全然違う夢を持っていた。夢や好きなことは変わるものなので、素直に(心の声に)耳を傾けてあげれば」(吉岡)、「いろんな人と話して、いろんなことを経験して、自分の感性を磨いてからでも遅くない」(高杉)と返答していた。「見えない目撃者」は、9月20日に全国公開。R15+指定。
(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.
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