スピルバーグ制作、“憎しみ”抱く理由を追求したドキュメンタリー番組が10月に全米放送
2019年8月28日 16:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督とドキュメンタリー作家アレックス・ギブニーが制作総指揮を手がけるドキュメンタリー番組「Why We Hate(原題)」が、米ディスカバリー・チャンネルで10月に全米放送を開始することが明らかになった。米The Wrapが報じている。
人間の持つ憎しみという感情を、心理学、脳科学、社会学、歴史を通じて検証する計6話のミニシリーズ。スピルバーグ監督のアンブリン・テレビジョンとギブニーのジグソー・プロダクションが製作した。
2人は、この番組を手がけた理由について「人間性の起源を辿ることは魅惑的であるばかりか、自分たちを理解するうえで必要なことです」と共同で声明を発表。さらに「このシリーズは、いま起きていることを描くだけのものでありません。科学と人間性の理解を通じて、われわれが憎しみを抱く理由を追求する試みです。憎しみは私たちのDNAのなかにあります。どうして自分たちがこのような行動に出るのか、その理由を理解することができれば、行動を改めることができます。この能力は人間誰しもが持ちあわせているものなのです」としている。
米社会をはじめ、世界の多くの国と地域が憎悪によって分断されているいま、重要な番組と言えそうだ。ディスカバリーのチーフ・ブランド・オフィサーを務めるナンシー・ダニエルズ氏も、「いまほど『Why We Hate(原題)』で探求する題材が重要なときはありません」とコメントしている。「Why We Hate(原題)」は米ディスカバリー・チャンネルで10月13日に全米放送を開始。同番組のアプリ「The Discovery Go」では同6日に先行配信するという。
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