エルトン・ジョンの人気曲で歌い踊る!「ロケットマン」ワンカット撮影のミュージカルシーン公開
2019年8月23日 12:00
[映画.com ニュース] グラミー賞を5度受賞したミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描く「ロケットマン」(公開中)の本編映像が披露された。ジョンを演じたタロン・エガートンが、人気曲「SATURDAY NIGHT'S ALL RIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」を歌い踊るミュージカルシーンを収めている。
並外れた音楽の才能でまたたく間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がる一方で、様々な困難や苦悩に満ちたジョンの半生をドラマチックに描き出す本作。「キングスマン」シリーズなどで知られるエガートンがジョンを演じ、吹き替えなしで名曲の数々を熱唱している。
公開されたのは、19歳のジョンが遊園地を歩きながら「SATURDAY NIGHT'S ALL RIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」を歌うシーン。4台のカメラ、3つのクレーン、10台のゴーカートを駆使して撮影され、約300人のエキストラと約50人のダンサーが参加した。
メガホンをとったデクスター・フレッチャー監督は「このシーンでは、エルトンの音楽的影響の起源も見てとれるし、周りの人間や、各自の違いを称えるエルトンが描かれている。それこそ彼の一面であり、彼の心だからね」と重要性を説明。さらに、本シーンの撮影はワンカットで行ったそうで、「画面が常に動いていて、躍動的なむき出しの若さを表している。だからワンカットなんだ」と語っている。