シュワちゃん、トランプ大統領の「国に帰れ」発言に反論! HFPAチャリティイベントに登場
2019年8月5日 11:00
[映画.com ニュース]ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)が主催する恒例のチャリティイベントが7月31日(現地時間)に開催され、アーノルド・シュワルツェネッガーをはじめ、タロン・エガートン、レニー・ゼルウィガー、サシャ・バロン・コーエン、ケリー・ワシントン、ジェームズ・コーデン、タイカ・ワイティティ監督、ジョン・ファブロー監督ら多くのセレブリティが出席した。
HFPAは、ジャーナリストとしての活動やゴールデングローブ賞の審査に加えて、積極的に慈善活動を行っていることで知られている。ゴールデングローブ賞授賞式中継の放送権収入から、若手作家支援、映画文化の保存、映画を通じた文化交流に関わる非営利団体や教育機関に助成金を出している。今回のイベントでは、380万ドルの助成金の贈呈が発表された。
助成金の授与式を兼ねた食事会が米ビバリー・ウィルシャーホテルで行われ、HFPAの活動を支援する多くのセレブが出席。司会を務めたオーストリア生まれのシュワルツェネッガーは、「私は外国人なので、HFPAとは特別な繋がりを感じます」と挨拶。先日、ドナルド・トランプ米大統領が非白人の民主党女性議員に「国に帰れ」とツイートしたことを挙げ、「私は国に帰らず、この国に留り、より良くしようとしています。私に言わせれば、このような行動こそが、アメリカを偉大なものにしているのです」と発言した。2003~11年にカリフォルニア州の州知事を務め、トランプ大統領の政治姿勢に批判的なことで知られるシュワルツェネッガーが、この場でもジャブを繰り出した格好だ。
HFPA主催のゴールデングローブ賞授賞式は、20年1月5日(現地時間)に、米ロサンゼルスのビバリーヒルトン・ホテルで行われる。