ディズニーが米Huluのコンテンツをコントロール
2019年8月2日 11:00

[映画.com ニュース]21世紀フォックスの買収により米Huluを掌握したウォルト・ディズニー社が、ついに米Huluコンテンツのコントロールに乗り出した。米バラエティが報じている。
米Huluは、もともとはNBCユニバーサルとニューズ・コーポレーションが立ち上げ、その後、ディズニーが傘下のABCを通じて経営に参加した経緯がある。3月にディズニーが21世紀フォックスの買収を完了したことで、同社はニューズ・コーポレーションが所有していた株式を獲得し、米Hulu株の60%を保有。その後、ディズニーはAT&Tが保有する9.5%の株式を買い取ったため、NBCユニバーサルの親会社コムキャストはディズニーに経営権を譲り、2024年までに所有株を売却することで合意している。
ディズニーはこれまで、米Huluに対して組織再編に伴うリストラを優先してきた。しかしこのほど、米Huluオリジナル作品の指揮を執るクレイグ・アーウィッチ氏を、ディズニー・テレビジョン・スタジオとABCエンターテイメントのトップを務めるダナ・ウォルデン氏の監督下に置き、コンテンツにも関与するようだ。11月にアメリカでローンチ予定のディズニー独自のストリーミングサービス「Disney+」がファミリー向けであるのに対し、米Huluは大人向けとしてブランディングする意向だという。
14年に米Huluに参加したアーウィッチ氏は、「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」や「キャッスル・ロック」、「キャッチ=22」など大人向けのドラマにゴーサインを出してきたことで知られることから、ディズニーの支援を受けて、ますますこの路線を強めていくことになりそうだ。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい超衝撃】世界中の観客が熱狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震える体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ