望月歩、初主演「五億円のじんせい」初日に念願だった「面白かったですか?」
2019年7月20日 14:41

[映画.com ニュース] 俳優の望月歩の初主演映画「五億円のじんせい」が7月20日、東京・渋谷のユーロスペースで封切られた。望月は共演の山田杏奈、文晨豪監督とともに舞台挨拶に立ち、観賞後の観客に「面白かったですか?」と呼びかけ。温かい拍手が送られると、「ずっとこれをやりたかったので、本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
GYAOとアミューズが、次世代の才能発掘を目指して開いたオーディション「NEW CINEMA PROJECT」の第1回グランプリ作品。文監督は初の商業用長編の公開に向けて、左足首にミサンガを着けて願掛けしたが、「切れていないですね。大丈夫かなあ」と苦笑。観客から再び拍手が沸き起こると、「完成までこぎ着けてくれた方々に感謝します。後で、ハサミでテープカットしておきます」と冗談めかした。
5億円の募金による心臓手術で命を救われた青年が、自身の命の価値と向き合っていくヒューマンドラマ。望月は、かつて共演した桐谷健太や菅田将暉らを見習い「主演としてのたたずまいをマネしていろいろな話をしようと思ったけれど、全然できなかったのが心残り」と無念さをにじませた。
それは同い年の山田に対しても同様で、「話しかけなきゃと思って話したら、3往復くらいで止まってしまってどうしようと思い、そのまま立ち去ってしまった。恥ずかしい」とカミングアウト。山田は、「お互いに人見知りだから、共通の先生や友人のことを話したよね」とフォローした。
その山田は初の1人2役に挑み、「聞いた時は2役分やらなきゃいけないから大変と思ったけれど、楽しさが勝って2倍できて得した気分でした」と笑顔。「台本を読んだら本当に素敵で、たくさんの人の思いを込めて大事に作りました」とPRに努めた。
望月はあす21日以降も、ティーチインやトークショーなどを連日行う予定で「ずっと前から主役の立場になりたくて、応援してくださる方にはこういう場でしか恩返しできない。できるだけ素でいられるように頑張ります」と意欲。そして、「この日を迎えられて本当にうれしい。見た目にはいい感じの反応なので、つぶやいたり話したりしてください。見てくださった方の言葉が真実です」とあらためて感慨に浸っていた。
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