深田晃司監督「よこがお」ロカルノ映画祭正式出品決定!
2019年7月20日 08:00

[映画.com ニュース] カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞した「淵に立つ」の深田晃司監督が、筒井真理子を再び主演に迎えた最新作「よこがお」が、8月7日(現地時間)からスイス・ロカルノで開催される第72回ロカルノ国際映画祭国際コンペティション部門に正式出品されることが決定した。公式上映には、深田監督と主演の筒井が参加する予定だ。
映画は不条理な現実に巻き込まれたひとりの善良な女性の絶望と希望を描いたサスペンス。主人公・市子役を筒井が演じるほか、市川実日子、池松壮亮、吹越満らが脇を固める。優秀な訪問看護師であった市子が「無実の加害者」に問われることになり、市子を取り巻く人々との関係が、崩れ落ちていく。
「ロカルノ国際映画祭はここ数年、最も憧れ焦がれた映画祭」だという深田監督は、「とにかく選出される作品のクオリティが高く、また濱口竜介さん、富田克也さん、真利子哲也さん、三宅唱さんらリスペクトする同世代の作家たちがロカルノの地で世界の一線の映画と対峙しているのを見て、自分も早く行かねば、と妙に焦っていたものでした。今回の選出でやり残した宿題を提出できたような晴れやかな気持ちですが、その採点がどうなるかはこれから。筒井真理子さんら素晴らしい俳優たちを早く見せつけたいです」と意欲満々。
筒井は、「自由の精神を70年以上持ち続けるロカルノ国際映画祭のコンペティションに選出されたことは大変誇らしく、現地でどのような感想や意見に出会えるのか、今からとても楽しみ」と語り、現地での上映について、「深田晃司監督のもとスタッフとキャストが全力を注いで創り上げた映画『よこがお』を世界の人々と共有できることが幸せ」と喜びのコメントを寄せた。
「よこがお」は7月26日から角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国で公開。
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