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井浦新「裸のイメージしかないかもしれませんが」俳優・アキラ100%を絶賛

2019年7月6日 18:58

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兄弟役を熱演
兄弟役を熱演

[映画.com ニュース] 映画「こはく」の初日舞台挨拶が7月6日、東京・シネマート新宿で行われ、主演の井浦新、本名の大橋彰で出演したお笑い芸人のアキラ100%、音楽と主題歌を手掛けたLaika Came Backこと車谷浩司根岸憲一撮影監督、横尾初喜監督が登壇した。

幼少期に失そうした父親を捜す兄弟を描く、横尾監督の半自伝的な物語。井浦が弟、アキラが兄を演じたが、2人は同い年で井浦は「見てきたもの、感じてきたことが同じ時代なので、妙な信頼感があった。僕は長男なので、弟だからこその甘え方、兄貴への突っかかり方をアキラさんにぶつけていくことが自然にできた関係性だった」と満足げに振り返った。

しかも、監督自身の人生を体現する役どころのため「監督が腹を決めて覚悟を持って作る作品だから、中途半端なことはできない。根岸さんとタッグになって、監督を追い込んだ。普通は監督に追い込まれるのに、初めての経験だった」と告白。横尾監督も、「(追い込まれて)熱出ましたもん」と照れながら明かした。

一方、兄と妹がいるアキラは主要な役での映画出演は初めてで「監督と新さんに指針を示してもらった。台本を読んでセリフを覚えるより、現場で話していく中で肉付けされていった」と感謝。井浦は、「作品と役への向き合い方がいい。ギューッと自分の世界に入って、一気にはじける芝居は兄ちゃんに生きてくると思った」と絶賛した。

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2人のクライマックスシーンは、段取りなしの一発勝負だったそうで、アキラは「物語のひとつのゴールを迎えるわけだから、監督からも大事にしたいと言われたけれどやれるかどうかは別問題。ホテルでイメージトレーニングはしたけれど、当日は水をパンパンに張ったバケツをこぼさないように持っていく感じだった」と苦笑。それでも、「こんないい役、もうあるかないか。運が良かった」と安どの笑みを浮かべた。

井浦も、クライマックスに関し「一瞬、ドキュメンタリーのようだった」と述懐。その上で、「裸のイメージしかないかもしれませんが、僕はまだ(俳優のアキラを)見たいですよ。皆さんも味わってください」と再共演を熱望した。

また、初の映画音楽に挑んだ車谷は「ある時、父に珍しく曲を書いてくれと言われてその瞬間にメロディが浮かびあっという間に書き上げた。その数日後に、主題歌を書いてくれと頼まれて、すごく意味のあることだと思い、その曲をそのまま使いました」と運命的な出合いを強調。そして、「劇伴も、普段作っている世界観に近い作品だったので、スクリーンに飛び込んで自ら演じているように即興でギターを弾いて付けました」と話した。

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