「ドリーミング村上春樹」場面写真公開 デンマーク人翻訳家の仕事風景
2019年6月28日 16:00

[映画.com ニュース]村上春樹作品の翻訳を手がけるデンマーク人翻訳家を追ったドキュメンタリー「ドリーミング村上春樹」のビジュアルと場面写真が公開された。
1995年に村上春樹の小説「ノルウェイの森」と出会ったメッテ・ホルムは、20年以上にわたり村上の小説をデンマーク語に翻訳している。これまで村上の小説は世界で50言語以上に翻訳されてきたが、メッテのように日本語から直接翻訳するスタイルは珍しかった。このほど公開された場面写真では、「風の歌を聴け」の日本の文庫版と英語版を並べているホルムの仕事風景が写されている。
メッテは「風の歌を聴け」の翻訳作業をする中で、作中のある文章に思い悩む。村上春樹の世界に触れるために日本を訪れたメッセは、村上の故郷・芦屋の町を歩き、小説の舞台となった場所を巡り、村上春樹の世界に自らを浸らせていく。2016年にハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞を受賞しデンマークを訪れた村上と王立図書館で公開対談を行うまでの模様や、日本を訪れたメッセの姿をカメラが追っていく。
今年は村上春樹作家デビュー40周年にあたり、村上氏に関係するドキュメンタリーとしては、初の劇場公開作となる。「ドリーミング村上春樹」は、10月から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。
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