“南米のディカプリオ”ロレンソ・フェロ来日! 次の野望はスコセッシ監督とのポケモン映画!?
2019年6月27日 23:14

[映画.com ニュース]“南米のディカプリオ”と評される俳優ロレンソ・フェロが来日し、6月27日に東京・タワーレコード渋谷店で行われた主演作「永遠に僕のもの」のプレミアイベントに参加した。約150人のファンがつめかけた本イベントには、注目の若手俳優・神尾楓珠も顔をそろえ、アルゼンチンと日本を代表する美男子が初対面を果たした。
スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルがプロデュースを担い、アルゼンチンで大ヒットを記録した物語。連続殺人犯の少年カルリートス(フェロ)のはかない青春を描く。カルリートスのモデルとなったのは、17歳から相棒とともに窃盗を重ね、わずか数年で12人以上を殺害した実在の人物カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。凶悪な犯罪行為だけではなく、「ブラック・エンジェル」「死の天使」と評されたほどの美貌でも世間の注目を集めた。
本作で美しき連続殺人犯を演じ、鮮烈な銀幕デビューを飾ったフェロ。一躍トップスターの仲間入りを果たし、周囲の環境も大きく変わったそうで、「今まで閉じ込められていた泡の中から、新しい世界に飛び出した感じ。でも映画界も変な世界だから、泡から出てまた違う変な泡に入ったみたいです(笑)」と笑顔を浮かべる。そして「愛情をこめて作った映画です。愛情は世界にある唯一の本物、真実だと思っています。私たちのこめた愛情がスクリーンを通して皆さんの心に触れることができたら、僕たちは良い仕事をしたんだなと思えるので」と、ロマンチックな言葉で観客を魅了していた。
作品を一足先に鑑賞した神尾は「ロレンソさんは、カルリートスの若さゆえのふてぶてしさ、悪意を感じさせない無邪気さを上手に表現されていた。あと、単純にかっこいい! 目のアップが何回か出てくるので、毎回ドキッとさせられます」と絶賛し、ダンスシーンがお気に入りだと語る。嬉しそうに聞いていたフェロは「気に入って頂いて本当に良かった! 家の鏡の前で、お父さんが眠っている間にダンスを練習しました。カメラの前で踊った経験がないので、監督に頼んでスタッフを外に出してもらいました。ウィスキーも1杯持ってきてもらって(笑)。テイク1は監督とカメラマンだけだったのに、テイク2からは少しずつスタッフが増えて、最後は25人くらいになった」と振り返る。神尾が「濡れ場の撮影もそうですよね」と訴えると、フェロは「皆さん見たいんですよ」と不敵にほほ笑み、笑いを誘っていた。
ポケットモンスターが大好きで、日本のゲームセンターでミュウツーのアイテムをゲットしたと語っていたフェロ。「神尾さんと共演してみたい作品ジャンルは?」という質問にも、「一緒にポケモンムービーに出たい! マーティン・スコセッシ監督にメガホンをとってもらって」と目を輝かせ、ポケモン愛をのぞかせた。
「永遠に僕のもの」は、8月16日から東京の渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
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