「トイ・ストーリー4」“バイク好き”新キャラを所ジョージが解説!「最高に面白い」
2019年6月26日 13:00
[映画.com ニュース] おもちゃの世界を舞台に描くディズニー/ピクサーによる大ヒットシリーズ最新作「トイ・ストーリー4」が、7月12日から全国公開される。新キャラクターも注目を集めており、なかでもオリジナル版でキアヌ・リーブスが声優を務めるデューク・カブーンについて、バズ・ライトイヤーの日本語吹き替え版声優を務める所ジョージは「すべてがかわいい。だってもうデュークって見た目からバカじゃん(笑)。最高に面白い」と絶賛している。
「インサイド・ヘッド」などのストーリーを担当したジョシュ・クーリーが監督を務める本作。ウッディやバズの新たな持ち主ボニーのお気に入りのおもちゃフォーキーが自分をゴミだと思い、家から逃げ出してしまったため、ウッディらはフォーキー探しの旅に出る。
デュークは、カナダ出身のバイクスタントマンのおもちゃで、バイクを愛するキャラクター。自身でバイクメーカーを設立するほどバイク愛にあふれている所は「デュークは最高に面白いよね。僕も昨日バイクに乗ったけど『天気がいいからって浮かれてるな俺』って思うもん。バイクにはかっこいいと思って乗ってないんだよ。だって、移動は車の方が涼しいし気持ちいいんだもん。だからデュークも“浮かれてる発表”をしてるわけ。みんなオートバイに乗るっていうのは、風を切るとか、渋滞も考えないで走れるんだって思っているけど、あくまでイメージなだけで、現実は浮かれてるなって思いたいの」と、所ならではの視点でデュークの魅力を解説。その指摘通り、劇中でもデュークはバイクの上で得意げにポーズを繰り広げ、浮かれた姿を披露している。
そんなデュークは、声優を務めたリーブスからインスピレーションを受けて作られたキャラクターだ。初めてクーリー監督と会った際、リーブスはいきなりテーブルの上に飛び乗って両手を上にし「俺がデューク・カブーンだ!」とポーズを取るという驚きの行動をしたそう。それを見たクーリー監督はデュークに同じポーズをさせることにしたほか、さまざまな意見を提案したというリーブスの優しくて面白い性格が取り入れられた。
所と同じくバイク好きとして有名なリーブスは、デュークについて「彼はショーマンで向こう見ずな男だからね……パフォーマンスをせずにいられないんだよ。それがデューク・カブーンという男なんだ。僕自身の中にあるデューク・カブーンを表現できて最高だった」と自身を重ねて演じたことを明かしている。
「トイ・ストーリー4」は、7月12日から全国で公開。