スピルバーグ「ものすごく怖い物語」を盟友カッツェンバーグに売り込み
2019年6月23日 13:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が、かつてドリームワークス・アニメーションを率いたジェフリー・カッツェンバーグ氏が新たに立ち上げるデジタル配信プラットフォーム「Quibi」向けに、短編動画シリーズを提供することが明らかになった。米バラエティが報じている。
Quibiは「quick bites(ひと口サイズ)」の略語で、スマートフォン向けに7~10分の短い動画コンテンツを提供する新プラットフォーム。2020年4月のローンチに向けて投資家から既に10億ドルを調達しており、サム・ライミ監督、スティーブン・ソダーバーグ監督、ギレルモ・デル・トロ監督、ダグ・リーマン監督といった人気監督が作品提供を行うことになっている。
カナダのバンフで行われたメディアフェスティバル「Banff World Media Festival」に参加したカッツェンバーグ氏は、かつて映画会社ドリームワークスを共同で立ち上げた盟友スピルバーグ監督の参加を発表。「ものすごく怖い物語のアイデアがある」とスピルバーグ監督がアプローチしてきたといい、脚本をスピルバーグ監督自身が執筆しているという。「Spielberg’s After Dark」という仮タイトルがつけられた同シリーズは全10話前後で、既に5、6話を執筆済みだという。
スピルバーグ監督からの唯一の要求は、深夜12時以降にならないと「Spielberg’s After Dark」を視聴できないようにして欲しいというもので、スマートフォンの現地時間に合わせて視聴制限が敷かれるユニークな仕組みが組み込まれることになるという。
なお、Quibiはローンチ初年度は1週間に125本、年間7000本を提供する予定。月額プランは広告ありで4ドル99セント、広告なしで7ドル99セントになるという。
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