インドの“お受験”は壮絶すぎる!? イルファン・カーン主演作、9月6日に日本公開
2019年6月14日 14:00

[映画.com ニュース]米ハリウッドでも活躍するインドの名優イルファン・カーンが主演した「Hindi Medium(原題)」が、「ヒンディー・ミディアム」の邦題で9月6日から日本公開されることが決定した。洋品店を営む夫婦が、娘の“お受験”のため壮絶に奮闘する姿を描く、笑いと涙の珠光の“教育エンタテインメント”だ。
デリーの下町で結婚衣装の店を営んでいるラージ・バトラは、妻のミータ、娘のピアと暮らしている。彼らは娘を進学校に入れることを考えていたが、親の教育水準や居住地などが合格を左右することを知り、ラージは高級住宅街に無理矢理引っ越しを決める。そうして臨んだお受験だが、結果は全滅。しかしある進学校が「低所得者層のために優先入学枠を設ける」と聞くと、追いつめられたラージたちは、貧民街に引っ越し優先枠を狙い始める。
「スラムドッグ$ミリオネア」「ジュラシック・ワールド」「インフェルノ」などで知られるカーンが、家族想いでありながらどこか抜けた父親をコミカルに演じる。好演が評価され、国際インド映画アカデミー賞、スター・スクリーン・アワード、フィルムフェア賞でそれぞれ主演男優賞に輝いた。
ラージの美しき妻でなりふり構わない教育ママ、ミータに扮するのは、サバー・カマル。隣国パキスタンで活躍するトップ女優が、本作でインド映画初出演を果たし、凸凹夫婦の軽妙な掛け合いを披露している。
なおインドでは、より良い仕事を得るためには英語が必須とされている。今作はコメディタッチではあるが、物語自体は同国で実際に起きた「父親のバックグランドが低評価を受け、娘の学校入学が拒否された」という事件がベースだ。監督・脚本のサケート・チョードリーは、主人公たちのように「高等教育を受けられなかった親たち」へのインタビューを幾度も実施。丁寧なヒアリングを経て、真摯な姿勢で製作にあたった。
「ヒンディー・ミディアム」は、9月6日から東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
関連ニュース
「ギャガ40周年記念特集上映」26年1月30日から開催!「マスク」「グリーンマイル」「少林サッカー」「溺れるナイフ」など厳選18本上映
2025年11月20日 08:00
映画.com注目特集をチェック
問題です
【子ども17人が同時に行方不明に…】なぜ?このヒミツ知りたい? ネタバレ厳禁考察ミステリー緊急公開
提供:ワーナー・ブラザース映画
かっこよすぎだろ…
ビジュアルもアクションも友情も絆も主題歌も、すべてクリティカルヒットしました
提供:ワーナー・ブラザース映画
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
ズートピア2
【待望の最新作がもうすぐ公開!!】でも「1」を観た人、意外と少ない…なんてもったいない!!!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI