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過激すぎてカンヌで退出者続出「ハウス・ジャック・ビルト」 トリアー監督のお気に入りシーン公開!

2019年6月9日 18:00

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シリアルキラーを演じるマット・ディロン
シリアルキラーを演じるマット・ディロン
(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31, ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KOLN

[映画.com ニュース] 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ニンフォマニアック」2部作などで知られる鬼才ラース・フォン・トリアー監督の新作「ハウス・ジャック・ビルト」の本編映像が公開された。

第71回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門された際に、途中退出者が続出したにもかかわらず、上映終了後スタンディング・オベーションが鳴りやまないという賛否真っ二つの反応が見受けられた本作。1970年代の米ワシントン州を舞台に、マット・ディロン演じるジャックが、あるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭していくさまを描く。

公開されたのは、ジャックが新しいターゲットに定めた女性の家を訪ねるシーン。堂々と家を訪ねたジャックは、中から現れた女性に「こんにちは、どなた?」と尋ねられ、ぎこちない笑顔で「こんにちは、警察です」と嘘をつく。

警察が近所の見回りにきたかのような口ぶりで話し始めるジャックだったが、家の中に入ろうとすると警察バッチを見せるよう求められ、「私も見たい。私のバッチは今銀細工師に預けています。しっかり磨いて、刻印しているんです。昇進したので。かなり上に」と、苦しい言い訳を続ける。その後も家に入れてもらえないジャックはしびれを切らし、今度は拍手をしながら「素晴らしい! 素晴らしい」と、称賛の言葉を連発。ジャックの不気味さが際立つシーンとなっている。

脚本も自身で執筆したトリアー監督は「このシーンは特におかしくて、一瞬で書き上げたよ」と振り返るほど、お気に入りのシーンだと明かす。「ジャックのセリフを書くのは楽しかった。どんなとんでもないことを言い出してもおかしくない人間だからね。実は、今作はそういったちょっとしたおかしなアイデアをちりばめたんだ。“悪”という概念に風穴を開けようとしているんだよ」と、ジャックのセリフや行動に込めた意図を明かしている。

ハウス・ジャック・ビルト」は6月14日から全国公開、R18+指定。

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