バカリズムが描くOLのリアル!? 主演&脚本を担った「劇場版 架空OL日記」20年公開
2019年6月7日 07:00

[映画.com ニュース] お笑い芸人のバカリズムが主演、脚本を担当し、2017年に放送された連続ドラマ「架空OL日記」が、「劇場版 架空OL日記」のタイトルで映画化されることが決定した。原作は、バカリズムが06年から3年にわたり、銀行勤めのOLのふりをして執筆していたブログを書籍化した「架空OL日記」(小学館刊)。読者が本物のOLが書いているとだまされたほどのリアリティで働く女性の日常や心理を描き、多くの共感と支持が寄せられた。
バカリズム本人がそのままの姿でOLを演じていることでも話題を呼んだ本作。第55回ギャラクシー賞の奨励賞に輝いたほか、脚本を担当したバカリズムは、同ギャラクシー賞の特別賞、そして優れた脚本家におくられる第36回向田邦子賞を受賞した。

ドラマ「素敵な選TAXI」や、日本テレビ初の朝ドラマ「生田家の朝」などの脚本を手掛け、受賞を重ねてきたバカリズム。「そのうちやれるとは思っていましたが、率直な気持ちとしては、嬉しいです。その一言ですね」と映画化の喜びを語る。「これといった事件は起きないのですが、見る人が心地よく、ずっと見ていられる作品」だと表現し、「正直意気込むようなタイプの作品では無いのかなと思っています。意気込むと、リアルでは無くなってしまうので、普通に生活している様子を見せられたら、と思っています」とコメントを寄せた。
ドラマに引き続きメガホンをとった住田崇監督は、「深夜ドラマでひっそり好きなことをやろうからスタートしたのが映画化なんてすごく嬉しいです」と心情を明かす。バカリズムとの再タッグについて、「バカリズム脚本史上、一番クレイジーな作品かと。そのクレイジーさを丁寧に紡ぎたいです」とアピールした。
「劇場版 架空OL日記」は、20年から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート