映画「ドラクエ」井浦新が魔王ミルドラース役! 新たなモンスター画像も披露
2019年6月7日 14:00

[映画.com ニュース] 国民的ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズ初のフル3DCGアニメーション映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」に声優として出演する古田新太、吉田鋼太郎、井浦新の役名が明らかになり、新たなモンスター画像もお披露目された。
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を原案とし、VFXの第一人者である山崎貴が総監督・脚本を担当。八木竜一と花房真が監督を務め、原作・監修でドラクエの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二氏が参加するほか、名曲の数々を創作しドラクエ人気を支えてきたすぎやまこういち氏の音楽が使用される。そして、古田らが息吹を注ぐことになったのは、主人公リュカ(佐藤健)と刃を交える魔物たちだ。
フローラ(波瑠)が住む町サラボナの平和を脅かしている3つ目の巨大モンスター・ブオーン役を引き受けた古田は「そいつが現れたのは大学の時だった。4回生の先輩の部屋にしか、それは無かった。ファミコンだ、そしてソフトは当然『ドラゴンクエスト』だ。何せそこにしかないものだから、みんな入り浸った」と述懐。「無数の『ふっかつのじゅもん』がびっしりと貼られた壁、すぐにどれが自分のかわからなくなった。今でもおいらたちは栄養ドリンクのことを『聖水』と呼んでいる」と現在の自身にも通じている“ドラクエ愛”を語っている。
吉田の役どころは、リュカの母・マーサをさらい、父・パパス(山田孝之)の命を奪ったモンスターのボス・ゲマだ。「ドラゴンクエストとは青年時代からの長い付き合いで、まさか自分が登場人物になれるとは思っていなかったので、今作へ参加することが出来て幸せです」と胸中を吐露。「重要なボスキャラ・ゲマ役なのでプレッシャーが凄かったです。今でもああすれば良かった、こうすれば良かったと後悔しきりです」と振り返っている。
井浦が演じることになったのは、全てが謎に包まれている“最恐の魔王”ミルドラース。「高3の時に夢中になってプレイしたDQVの世界を下敷きにし、つくられたこの作品に、参加させていただき、自分の声が吹き込まれたキャラクターが動き出すなんて、直撃世代としては言葉で表しきれないほどの幸せを感じています」と念願の参加となったようだ。また「ユア・ストーリーが、DQの真骨頂である勇気と好奇心を、どのような表現で魅せてくれるのか、演じたキャラクターはいったいどんな仕上がりになっているのか、DQファンのひとりとして映画館で楽しみたいと思っています」とコメントを寄せている。
披露されたモンスター画像は、オーク、サイクロプス、キラーマシン、キングスライム、ブオーンに加え、ゲマの手下のジャミ&ゴンズを活写。さらにマタンゴ、メタルスライム、はぐれメタルの姿が確認できる。
「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は、8月2日から全国で公開。
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