「小さな恋のうた」バンドメンバーが森永悠希のMCを絶賛、佐野勇斗「滑舌がいい」
2019年6月1日 19:11
[映画.com ニュース] 人気バンド「MONGOL800」のヒット曲をモチーフにした青春映画「小さな恋のうた」の大ヒット舞台挨拶が6月1日、東京・新宿バルト9で行われた。劇中で「小さな恋のうたバンド」(ちい恋バンド)を結成する佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦と橋本光二郎監督が登壇。宣伝部長を名乗り出た森永が、MCを務めた。
森永のなかなかの司会進行ぶりに、山田が「さすがですね。すごいと思って感動しました」と感嘆。佐野も、「滑舌がいい」と褒めそやすと、森永はまんざらでもない表情を浮かべた。
「ここがすごいよ、ちい恋メンバー」とお題が振られると、佐野が山田に対し「この人、ヤバいっすよ。感性が独特で、どれだけ壮絶な人生を歩んできたんだというくらい、言葉に重みがある」と驚嘆。森永も、「才能をまだくすぶらせている、隠しているんだぞというオーラが出ている」と輪をかけ、まだ18歳の山田を苦笑させた。
その山田は、眞栄田を「すごくストイック。周りのことをよく見ているし、私は自分に厳しくが目標だけれど、なかなかできない。尊敬します」と称賛。眞栄田は「ありがとうございま~す」とあえてとぼけた感じで返したが、あまりの照れくささに吹き出す。森永が「今日ははじけてみようと思っていたんだよね」と優しく助け船を出した。
続いて森永が、「僕も(MCを)頑張っているけれど、何かないの?」とおねだり。佐野が「走り方」と言ってモノマネをすると、今度は橋本監督が「感動につながるシーンなのに、皆さんがそういう思いでみるだろう」とダメ出し。山田が、「早口なところが好き。いつもスラスラと言葉が出てきて、どんどん盛り上げてくれる」とフォローした。
仲が良く結束力の強さを随所に見せた出演者の4人。佐野が締めの挨拶で、「僕らだけではなく、スタッフや(ロケ地の)沖縄の人たちの思いがいっぱい詰まっています。音楽の力もあって、それが『届け。あなたに』というコピーにもつながっている。この思いが日本中の皆さんに届けばうれしい」と声高らかにアピールした。