奥山大史監督、初長編「僕はイエス様が嫌い」公開に感慨「やっとスタート切れた」
2019年5月31日 22:30

[映画.com ニュース]昨年の第66回サンセバスチャン国際映画祭で、史上最年少で最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の初長編映画「僕はイエス様が嫌い」が5月31日、封切られた。
奥山監督は、オーディションで主役に抜てきした2人の子役の佐藤結良、大熊理樹ら出演者10人と東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶。日本有数のシネコンがメイン館となったことに、「作った時は、こういうゴールになるとは思っていなかったのですごく幸せを感じています。一緒に作ってくれた方々、見に来てくださった皆さんには感謝しかない」と感慨深げに語った。
佐藤は映画初主演で、「監督が、撮影以外の時もいろいろな話をしてくれて楽しかった。楽しんで見てくれたらうれしい」とういういしい発言。大熊は、「監督は優しくてイケメンで、教え方もうまい。いい作品になったと思います。僕も見てから、友情の素晴らしさ、大切なことが身にしみました」と大人びた発言で、奥山監督を照れさせた。
小さなイエス様役で出演したお笑いタレントのチャド・マレーンは、「いつかペリー役をやりたいと思っていたけれど、いっこ上のイエス様にいってしまいました。パックンマックンでも厚切りジェイソンでもないですよ」と猛アピール。さらに、「監督は、ネジが何本か足りない感じがいいと言って起用したらしいが訂正したい。人よりネジが多いねん」と主張し、会場の笑いを誘った。
この日は関東3スクリーンのみでの公開だが、今後順次拡大される予定。前段でゴールと言った奥山監督も、「やっとスタートを切れた。いろいろな方に見ていただきたいし、結びつけるものではないが、最近は理不尽が事件が多い中、傷ついたりしている人に見ていただきたい。そして、周りの方に薦めるべきと思ったら薦めてください」と期待を寄せた。
(C)2019 閉会宣言
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