アピチャッポン、メンドーサらの特選映画がずらり!「東南アジア映画の巨匠たち」7月開催
2019年5月29日 14:00

[映画.com ニュース] 躍進が目覚ましい東南アジアの映画にスポットライトを当てる特集「東南アジア映画の巨匠たち」が、7月3日から有楽町スバル座、東京芸術劇場で開催される。巨匠たちの原点から最新作、若手監督の意欲作まで、全10プログラムを上映。インドネシアのガリン・ヌグロホ監督やフィリピンのブリランテ・メンドーサ監督らが来日しシンポジウムやトークも行われる。7月10日まで。
本企画は国際交流基金アジアセンター主催、公益財団法人ユニジャパン(東京国際映画祭)共催で、日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典「響きあうアジア2019」の一環として行うもの。
全10プログラムのうち、ジャパンプレミアとなるのは、ガリン・ヌグロホ(インドネシア)の「メモリーズ・オブ・マイ・ボディ」。中部ジャワに根付く男性の女形舞踊芸能を題材とし、ベネチア映画祭に出品される一方、インドネシア国内の一部地域では、性的マイノリティに関する表現をめぐり上映禁止となり波紋を呼んだ。ほか、フィリピンのブリランテ・メンドーサ、日本でも熱狂的な人気を集めるアピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)、エリック・クー(シンガポール)、リティ・パン(カンボジア)の傑作を上映。「次世代の巨匠」として、カミラ・アンディニ(インドネシア)、ナワポン・タムロンラタナリット(タイ)、エドウィン(インドネシア)らの意欲作も紹介する。
前売りチケット発売は6月8日から。プログラム詳細は公式HP(https://asia2019.jfac.jp/)で告知する。
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