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佐野勇斗×眞栄田郷敦×山田杏奈、楽器練習の講師からの熱い手紙に涙!

2019年5月25日 17:25

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感無量の舞台挨拶
感無量の舞台挨拶

[映画.com ニュース] 佐野勇斗の主演作「小さな恋のうた」の公開記念舞台挨拶が5月25日、新宿バルト9で行われ、佐野のほか森永悠希山田杏奈眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア、橋本光二郎監督が登壇した。

MONGOL800の名曲「小さな恋のうた」をモチーフに、沖縄に住む高校生たちが、バンド活動を通じて仲間や家族、フェンスを隔てた米軍基地に住む同世代の仲間たちとの交流や成長を描いた本作。映画は24日に全国177館で封切られた。

森永以外、楽器未経験者たちがメジャーデビューを控えるバンドメンバーを務めるため、撮影前には約半年に渡る特訓が行われた。佐野は「僕はベースを担当しているのですが、楽器をまったく触ったことがなかったので不安でした」と語っていたが、MONGOL800のボーカル、ベース担当の上江洌清作からベースをプレゼントしてもらったことを明かすと「これはやるしかない!」と強い決意で練習に励んだという。

ギターを担当した山田は「(儀間)崇さんに『モンパチの曲は簡単だから』と声をかけていただいたのですが、全然簡単じゃなくて」と苦笑いを浮かべると、「初めてのことを続けるのは難しかったけれど、みんながいたから楽しく練習できました。眞栄田さんもギターを担当していたのですが、どんどん上達するので、負けないように頑張りました」と述懐。眞栄田も「練習に行くたびに、杏奈ちゃんがすごくうまくなっているので、こちらも頑張りました」と切磋琢磨して練習に臨んでいたようだ。

画像2

イベント後半には、楽器練習の講師を務めた宮内陽輔から、メンバーたちにねぎらいの手紙が届く。ひたむきに取り組む佐野らの姿勢を称賛すると共に、メンバー一人一人に温かい言葉を紡ぐ。神妙な面持ちで聞いてた眞栄田が大粒の涙を流すと、隣にいた山田も目を抑えるような仕草をみせ涙。手紙への感想を求められた佐野も「やばいっすね、陽輔さんは僕らにとってすごく大きな存在で……」と言葉を発していたものの、感極まって言葉に詰まると目から涙がこぼれ落ちた。

橋本監督は「『小さな恋のうた』の歌詞に、やさしい歌は世界を変えるというフレーズがありますが、本当にそうだと思うことがあります。音楽が世界を変えてくれる力があると思って作った映画。映画にもそういう力がきっとあります」と客席に力強く呼び掛けていた。

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