フォックス買収のディズニー、再びリストラ
2019年5月18日 06:00

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーで再びリストラが進行中であると、米ハリウッド・レポーターが報じている。
ディズニーは今年3月、21世紀フォックスの買収を完了。その直後、フォックスの幹部数十人に解雇通知を行っている。
関係者によれば現在、第2弾のリストラが始まっているという。対象となるのは、ウォルト・ディズニー・スタジオと20世紀フォックスの映画部門。配給・宣伝の事業統合が行われているといい、今後は別の部署に広がる可能性があるようだ。
21世紀フォックスを713億ドルで買収したディズニーは、約570億ドルの負債を抱えている。さらに米ストリーミング配信Huluを完全支配するため、米通信大手コムキャストが所有する株を90億ドルで買収する見込み。米ストリーミング大手Netflixに対抗するため、自社ストリーミングサービスDisney+(ディズニープラス)に大金を投じており、今年は29億ドル、来年は43億ドルの赤字になるとみられている。
事業統合による人員整理は急務であり、ディズニーは21年までに20億ドルのコストカットを行うと発表している。
関連ニュース




映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント