「007」最新作が始動! L・セドゥー&B・ウィショー続投、R・マレック参戦
2019年4月26日 16:00

[映画.com ニュース] 世界的な人気を誇る「007」シリーズ最新作「ボンド25(仮題)」のローンチイベントが4月25日(日本時間)、ジャマイカで行われた。ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグをはじめ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レア・セドゥー、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライトというおなじみの面々が続投。新たにアナ・デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デビッド・デンシック、ラシャナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、ラミ・マレックが参戦することが発表された。会見の模様は、公式You Tube(https://www.youtube.com/user/jamesbond007)で確認できる。
イベントの舞台となったジャマイカは、第1作「007 ドクター・ノオ」のロケ地であり、本シリーズにとってゆかりの深い場所。製作に名を連ねるバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン、監督に抜てきされた日系アメリカ人のキャリー・ジョージ・フクナガも出席。ブロッコリは「ジャマイカは、原作者であるイアン・フレミングが物語の執筆の拠点とし、“ジェームズ・ボンド”を生み出した場でもあるので、007にとっては聖地と言えます。記念すべき25作品目でここへ戻ってくることができて、私たちは特別な思いです」と思いを明かす。さらに、「前作で英国諜報員を卒業したボンドは、最新作ではここジャマイカの豪華なおうちでリラックスしているの。そこから物語がスタートしていくのよ」と期待をあおった。
続くQ&Aトークセッションには、クレイグ、ハリス、セドゥー、アルマス、リンチ、フクナガ監督が登壇。「『007』シリーズがなぜこれほどまでにも愛されているのか?」という質問に、クレイグは「僕自身、子どものころから家族と一緒に見ていた大好きな作品だ。原作者のフレミングによって作りこまれたキャラクターや設定、舞台背景が映画でもしっかりと踏襲されていることで、ボンドというキャラクターは違った役者が演じても、一貫性が保たれている。それが、ファンが長年経ってもついてきてくれる理由なんだろうね」と分析。フクナガ監督は「僕にとって、ダニエルが1番お気に入りのボンドなんだ。だから、今作はこれまでの作品のなかで『最高の007だ』と言われるものを仕上げ、ダニエルに有終の美を飾らせてから、次にバトンタッチしたい。僕はこの映画でベストを尽くしているから、きっと次の監督にはハードルが高くなってしまうと思うよ(笑)」と自信をのぞかせた。
また、参加が叶わなかったマレックの特別メッセージ映像が上映された。「みんなは素敵なジャマイカにいるんだってね。ちっとも嫉妬なんてしていないよ……、僕は別の仕事でニューヨークだけどね」とジョークを飛ばし、「最新作のキャストとクルーたちに会えることをすごく楽しみにしているよ!そして……Mr. ボンド君。25作品目のミッションは決して簡単に乗り越えることはできないだろう……」と意味深なコメントを寄せた。
「ボンド25(仮題)」は、2020年に全国で公開。
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