ウィノナ・ライダー、差別がテーマの巨匠フィリップ・ロス原作ドラマに出演
2019年4月22日 19:20

Photo by Jason LaVeris/FilmMagic/Getty Images
[映画.com ニュース]巨匠フィリップ・ロスの小説「プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが…」を米HBOが映像化する新ミニシリーズに、ウィノナ・ライダーが出演することがわかった。米バラエティによれば、そのほかジョン・タトゥーロ、アンソニー・ボイル、ゾーイ・カザン、モーガン・スペクターが共演する。
原作は、差別をテーマにした歴史改変小説。米ニュージャージーに住む労働者階級のユダヤ人家族の視点から、第2次世界大戦中の1940年の大統領選において、もし元飛行士で反ユダヤ主義者のチャールズ・リンドバーグが勝利していたら国はどこまで極右化していたかを描いている。ドラマは全6話で構成され、デビッド・サイモン、エド・バーンズ、ミーガン・エリソンが制作総指揮を手がける。
ライダーは、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3が7月4日からNetflixで配信スタート。カザンは、パートーナーのポール・ダノ監督作で自身が脚本を務めた「ワイルドライフ」(ジェイク・ギレンホール&キャリー・マリガン主演)が7月5日に公開される。ボイルは、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でトニー賞とオリビエ賞を受賞した注目の若手俳優で、ニコラス・ホルト主演の伝記映画「トールキン(原題)」(5月10日全米公開)にも出演している。
(映画.com速報)