第23回手塚治虫文化賞・短編賞受賞!「生理ちゃん」沖縄上映に、原作者が駆けつける
2019年4月21日 15:30

[映画.com ニュース]二階堂ふみが主演する「生理ちゃん」(フジテレビ製作)が4月21日、「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」が行われている那覇市・桜坂劇場で上映された。主催の吉本興業と放送局がタッグを組んで製作する「TVディレクターズムービー」部門の1作。上映を前に出演者の伊藤沙莉、「リットン調査団」の藤原光博、脚本を手がけた赤松新、プロデューサーの稲葉直人、品田俊介監督が舞台挨拶に立った。
女性の生理を擬人化し、多くの共感を呼んだ小山健の同名短編コミック実写映画化。出版社の編集部で働き、多忙な日々を送る青子(二階堂)が、“ツキイチ”で現れるやっかい者・生理ちゃんに翻ろうされる。
同日朝に発表された、第23回手塚治虫文化賞では「生理ちゃん」が短編賞を見事受賞。この記念すべき上映日には、プライベートで家族と沖縄入りしていた原作者の小山氏も、劇場に駆けつけ、登壇者と客席から祝福の拍手を受けていた。
劇中で、青子の職場で働く清掃員・山本りほを演じた伊藤は「共感できることがたくさんあって、女性にも男性にも広く知ってもらうべき作品だと思う」とアピール。「りほちゃんの経験を通して、生理が女性にとって、いかに大切かわかってもらえるはず」と語ると、隣に立つ藤原は「僕もあのシーン、グッときました。泣きました」と感動を振り返っていた。
品田監督は「小山先生の原作の良さは、やっぱり温もり。それを映画に出せたらと。コメディ、ヒューマンドラマ、社会派、友情もの……。いろいろ考えながら作ったが、自分ではよくわからない。いろんな要素を含んでいるので、ぜひご覧になった皆さんで、ジャンル付けをしてもらえれば」と話していた。
「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」は21日まで開催される。
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